番町千鳥ヶ淵アビタシオン|約25帖のLDKと2500円の駐車場を持つ瀟洒なメゾン
番町千鳥ヶ淵アビタシオン 201号室 15,990 万円(税込)
- 千代田区 107.55 m² (3LDK)
東京都千代田区三番町 3-9
- 東京メトロ「半蔵門」駅
建築から時間が経ち、古くなってしまった物件であっても、リノベーションをすることによってきれいな状態に戻せます。住まいをより快適な状態にすることを目的としてリノベーション工事を考えている人も多いでしょう。
しかし、それにより必要になってくる費用面が気になってしまいます。工事内容ごとにいくらぐらい必要なのか、見当がつかないとなかなか実行には移しにくいものです。今回は、予算500万円を目安とした場合にどれほどのリノベーションができるのか、またリノベーションの金額を抑えたい場合に気をつけるべきポイントを合わせて解説します。
500万円の予算では住宅のすべてを変更するフルリノベーション工事は500万円ではむずかしいといわれています。しかし、長年住んでいると家族人数の増減や、経年劣化による部分を一新する工事が必要となります。ほかにも機能面のグレードアップをしてより快適に暮らしやすい環境をつくることもリノベーションでは可能となっています。まずは、500万円の費用でリノベーションできることを解説します。
家を建てたあと、ずっと暮らしているうちに子ども達は大きくなり、実家から出ていくこともあります。そのときには親世代の人は高齢者になっていることも多く、子どもがいなくなり空いてしまった部屋のメンテナンスが手間になってしまう場合もあります。そんなときには、壁をなくしてひとつの部屋にしたり、ひとつだった部屋に壁を作ってふたつの部屋にするなど、家族の人数に合わせて間取り自体を変更するのもいいでしょう。
家は使っているうちにどんどん古くなり、故障や汚れなどのトラブルがおこります。「浴槽やトイレを新しくて清潔感のあるものに交換したい」「便利に使えるシステムキッチンに変更したい」など、住まいにさまざまな不満が出てくるでしょう。そんなときに、500万円の予算があれば経年劣化してきた部分を一新するリノベーション工事が可能です。
床下の配管自体の寿命は、20〜30年だと言われています。まだ悪くなっていないからとそのままにしてしまった場合、今後配管の故障による水漏れが起きるリスクが高まり、いろいろな箇所が濡れてしまって全体的に直さなければいけなくなる可能性も。キッチンやトイレ、浴室、洗面所などの水回りは設備が古くなってしまうと使いにくくなるため、思い切って交換するのもおすすめです。
ユニットバスの交換であれば50万~150万円ほどでリノベーションができます。水回りをリノベーションするなら、脱衣所も合わせてセットとしてやってもらうと、総額で考えたときのコストパフォーマンスがいいです。
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機能性やデザイン性を高めることで、自分の住みたいと思える住宅にして「暮らし」をより豊かにもできます。キッチンのタイルを自分の好みのものに貼り替えてデザイン性を高めたり、LDKの壁を珪藻土に変更して湿度調整してくれる機能性の高いものに変えたりといった変更が可能です。機能性の高いシステムキッチンに交換するなど、ずっと生活していく住まいが快適になるようなリノベーションを検討すると、自分にとって暮らしやすいいい家が手に入ります。
リノベーションをする際には施工箇所の「優先度」を重視して、事前にイメージしておくことが大事です。ここからは、予算が500万円前後で可能なリノベーション事例と、費用相場を場所別に紹介します。
キッチンやトイレ、浴室のリノベーション工事をするのであれば、それぞれの箇所を工事をするよりも、水回りをまとめて依頼したほうがお得です。水回りをパック料金で安くしているリフォーム会社もあります。複数の業者に見積もりを取ってみるといいでしょう。
先述した通り、老朽化した配管は水漏れの恐れがあり交換がおすすめです。配管は床下にあるため、今ある床の張り替えなども必要になってきます。かかる費用は物件によりますが、床の張り替え費用まで含める場合、配管交換にかかるのは70万円ほどを想定しておきましょう。
システムキッチンのスタイルを変えると、見た目のイメージが一新されます。グレーと黒をベースとしたモノクロの配色のキッチンにすると、モダンでホテルのような雰囲気の水回りにリノベーションが可能です。システムキッチンのスタイルを変更する場合の予算は50万~150万円ほどになります。
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トイレは汚れやすく、清潔感を保つのが難しい部分です。そんなときにはトイレ本体を新品に交換してしまうのもいいでしょう。壁紙を貼り換えて、アクセントクロスをつけるとトイレのイメージが一新できます。トイレを新品に交換する場合の予算は15万~50万円ほどです。
風呂場はカビが発生しやすく、とくに新品の状態にリノベーションしたい場所。浴槽だけを交換する場合、費用は安く抑えられます。浴室の水栓のみの交換も可能です。ユニットバスの交換をするのであれば、予算は50万~150万円ほどになります。
高齢の家族のために、全面バリアフリー化をしておくと、介護するときにも役立ちます。自分自身の将来を想定して早めに導入しておくと後々のためにもなるでしょう。住宅によってバリアフリーにするために必要になる工事部分は違うため、バリアフリー化の予算は一概には言えませんが、予算500万円までのリノベーションでも十分可能です。また、高齢者になると風邪を引いただけでも重症化するリスクが高まるため、断熱工事や床暖房もおすすめです。
リビング・ダイニングのリノベーションは、フローリングや壁紙クロスの張替え、床暖房の設置などが可能です。以下では、より詳細を解説します。
床は部屋の中で目に入る割合が大きなものです。フローリングの張替えをすると、部屋のイメージが変えられます。床材を自然素材の無垢材にすると、温かみのあるおしゃれな雰囲気を実現できます。しかし、素材や設置費用が多くかかってしまう可能性があるので、こだわりの床材にするのか、費用を少なくして他の部分のリノベーションにあてるのかを考えるようにしましょう。
床暖房を設置するのもおすすめのリノベーションです。床暖房をつけていないと、冬の床は寒々としています。高齢者への負担や、人よりも床に近い場所にいるペットへの影響もあるでしょう。費用は床暖房をつける面積などで異なります。
部屋の間仕切り追加で部屋をふたつに分けたり、間仕切り撤去をしてひとつの大きな部屋に変更したりするリノベーションも人気です。部屋の間仕切り追加の費用が1箇所あたり8万~35万円、間仕切り撤去の費用が1箇所あたり7万~20万円ほどが相場になっています。
壁紙やクロスも部屋の印象を大きく変える部分です。壁紙やクロスだけではなく、珪藻土や漆喰を塗るリノベーションも人気です。壁紙やクロスの張り替えは1㎡あたりで750~1500円ほど、珪藻土を塗ると1㎡あたりで3000~6000円ほど、漆喰だと1㎡あたりで4000~7200円ほどがかかります。
ひと部屋ごとでできるリノベーションを紹介します。間仕切り追加や間仕切り撤去をするほかにも、使用しなくなった和室を洋室に変更したり、扉の交換、クローゼットの設置などリノベーションできることがたくさんあります。
和室の空間はとても落ち着きますが、古い家だと和室の数が多すぎる場合もあります。和室を洋室にリノベーションすることで、だいぶ住宅の印象を変えることができます。和室だったときに合わなかったインテリアも、洋室に変更したことで幅が広がることが期待できます。
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部屋のドアを変えると、部屋自体の雰囲気まで変更可能です。イメージを変えたいときに、ドアの交換を依頼するのも人気があります。ドアの色を選ぶときは、壁紙の色や床の色、置いてある家具の雰囲気など、インテリア全体を参考にして選ぶのがおすすめです。
屋外のリノベーションについても見ていきましょう。屋外にある外壁や屋根のリノベーションのコストは、ほかの部分に比べて高額になりがちです。さらに施工面積や塗料の種類、リノベーション工事の方法でも、かかる費用が変わっていきます。今まであった塗装の上から塗りなおすか、重ね張りをするか、それとも張り替えをするか、自分の住まいに合った選択をしましょう。
外壁のリノベーションをすると、外から見たときの家の印象がずいぶん変わります。外壁のリノベーションの方法は先述したとおり3種類です。今まであった塗装の上から塗りなおす方法、重ね張りをする方法、張替えをする方法のうち、もっともコストがかからないのは「塗装の上から塗りなおす方法」です。
上から重ね塗りをする場合、費用は50万~180万円ほどかかります。重ね張りをする方法だと100万〜200万円ほどで、張り替えをする方法だと130万〜230万円ほどが相場の目安です。コスト重視のリノベーションも可能ですが、その分、耐久性が落ちてしまうことに気を付けましょう。新しく選んだ外壁材や塗料自体の耐久性により、その後のメンテナンスをするべき周期が変わってくるため注意が必要です。
屋根のリノベーションでも施工方法は3種類あります。今ある塗装の上から塗装する方法、重ね葺きする方法、葺き替えする方法です。かかるコストはそれぞれ、上から塗装する方法だと費用は30万~80万円ほど、重ね葺きだと60万〜250万円ほど、葺き替えだと60万〜300万円ほどが相場になっています。
一戸建てのリノベーションなら、耐震補強も工事が可能です。ただし、リノベーションの予算が500万円までと決まっている場合には、壁や床をすべて解体しておこなうような本格的な耐震補強はできません。それよりは簡易的なものになりますが、耐震補強工事をやっておくといざというときに安心できます。さらに外装での補強も可能です。
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リノベーションの費用を500万円までに抑えた場合にできることを紹介してきましたが、「金額を一度に出すことはなかなかできない」という人も多いはずです。そんなときには、補助金の制度やローンを活用することで、リフォーム費用をまかなえます。バリアフリーや省エネにするためにおこなうリフォームであれば、その費用についてリフォーム補助金の対象にできることが多いです。
それでも費用がまかないきれない部分は、リフォームローンを検討してみるといいでしょう。無担保型と有担保型のリフォームローンがあり、借り入れの際には審査があります。金利が低いローンの審査のほうが通りやすいです。補助金制度やローンを利用することで、さらに選択肢が増える500万円以上のリノベーションもおこなえるようになります。補助金制度の対象になるかなどを確認して、活用しましょう。
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限られた予算の中では家を丸ごとリノベーションは難しいです。しかし、優先順位を決めておき、とくに直したい部分から進めていくことで500万円までの予算でも満足できるリノベーションができます。どうしてもリノベーションをしたいものを選んでいるうちに予算オーバーになってしまった場合には、選んでいる設備のグレードを落とすとほかの場所までできるようになります。家族の中で優先順位をよく話し合い、快適な住まいを手に入れましょう。
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公開日 2020年11月9日
更新日 2021年8月27日
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