【無垢女(ムクージョ)の無垢材偏愛論】ワタシが無垢材に恋した理由…

【無垢女(ムクージョ)の無垢材偏愛論】ワタシが無垢材に恋した理由…

無垢材をこよなく愛する、インテリアコーディネーターのヤスモトとマミ。三度の飯より無垢材が好きと公言し、好きなアイドルのことを語るように“推しの樹種”を語る彼女たち。いつしかふたりは無垢材エバンジェリスト「無垢女(ムクージョ)」として、知る人ぞ知る存在となっていったのです。そんな「無垢女(ムクージョ)」がハマってしまった「無垢材リノベーション」の深遠な世界に、皆さんをお連れしましょう。

【マミ】クロニクル・インテリアコーディネーター

【ヤスモト】クロニクル・インテリアコーディネーター

無垢女のリノベーション的私生活

そもそも無垢材ってなんなの?

ねえねえ、まだ無垢材のこと知らない人って多いんだって。

えー、嘘でしょ! 無垢材を知らないなんて、人生を10倍くらい損してるし、そんな知識のない男とは結婚したくない!

マミ:そこまで言わなくても……そもそも、男とは言ってないんだけどな。

説明しよう。無垢材とは丸太から切り出した木材のこと。一枚の木で構成されているため、木本来の見た目や、香り、触感を楽しめるのが特徴。無垢材に対するのは、複数の木材を張り合わせた合板。多くの住居のフローリングは、合板であることが多い。

マミ:まだまだ私たちの布教活動が足りてないわね。「無垢材エバンジェリスト」としてもっと頑張らないと!

ヤスモト:無垢材エバンジェリストってちょっと恥ずかしいんですけど……。とはいえ、もう少し無垢材のよさを伝えないとね! マミは、無垢材のどんなところが好き?

マミ:私は、①目で見て楽しい②香りがいい③触り心地がいい。の3つかな。

一枚一枚違うのがたまらない!

オーク材に現れる「虎斑(とらふ)」。個体差のある無垢材ならではの味わい

「目で見て楽しい」はわかる~。とくにオークの「虎斑(とらふ)」を見つけちゃった日には、それだけでご飯3杯はいけるね!

ウォールナットの「ちぢみ杢(ちぢみもく)」。布が縮んだようにみえることに由来

白い虎班が「つつつつー」って入っているオークはアタリ。何枚か1枚に出てくるよね。あったら「アガる」~。オークの虎斑もいいけど、私の推しはウォールナットの「ちぢみ杢(ちぢみもく)」。濃いブラウンの木目に「すすすすー」って布が縮んだような模様が入ってると、さらにアガる!

説明しよう。オークの「虎斑(とらふ)」とは、虎の縞模様のような、筋状の木目のこと。木が土壌のミネラル分を吸ったときの跡といわれている。「ちぢみ杢(ちぢみもく)」とはウォールナットやメープルに現れる木目。冬の厳しい環境のなか育ったウォールナットやメープルが風雪に耐える際に、「ちぢみ杢(ちぢみもく)」が現れるそう。「虎斑(とらふ)」も「ちぢみ杢(ちぢみもく)」もその木が育った環境が作り出した、自然のアート。板一枚一枚に個性があるところが、無垢材ならではの味わいとなる。

ヤスモト:あと、樺桜も大好き! さわやかな色合いで光沢があるのもいいよね。あと、樺桜によくある樹液が溜まってるところとか、たまらない! 溜まってるけどたまらないww

マミ:……。ダジャレはさておき、「この木の樹液を虫とか鳥が吸ってたかも」とか考えると楽しいよね。

ヤスモト:昔を想像するのもいいけど、未来を想像するもの楽しいよ。

マミ:経年変化ね! 年月を経て住まい手の型と一緒に色を増していくのが、たまらない!! 

ヤスモト:これが無垢材のいちばんの特徴かも。オークだと年々濃くなっていくし、ウォールナットだと逆に明るくなっていくですよ。自分と一緒に家が育っていくって感じ!

このニオイは接着剤じゃありません!

マミ:あと、無垢材といって忘れてならないのが「香り」。ドアを開けたとたん、ふわーっと木の香りに包まれるのは、無垢材フェチにはたまらないポイント!

ヤスモト:私たちみたいな無垢材フェチだけでなく、一般の人にもこの香りは人気ですよ(笑)。

天然の木は「フェトンチッド」という物質を出していて、癒しや安らぎの効果があるんだよね。家にいながらにして森林浴が楽しめるような感じ。

ふつーのマンションだと、新築のニオイってあるじゃない。あれって合板フローリングの接着剤のニオイだからね。無垢材とは大違い。

マミ:この香りも相まって、無垢材の家は「自然のなかで暮らしてる」って感じがするんだよねえ。家にいながらにして、アウトドアみたいなw

触ってもキモチいいんです…

ヤスモト:(無垢材をさすりながら恍惚の表情を浮かべ)キモチいぃ~

マミ:え、なにいきなり。。

ヤスモト:マミが言ったんじゃない。無垢材の3つめのアピールポイントのこと。

マミ:ああ、それのことね。無垢材の家は裸足で生活することをおすすめします!

説明しよう。無垢材は熱をほどよく持つ性質があるため、合板フローリングの「冷っとしたイヤな感触」がない。調湿効果もあることから、冬は温かく、夏はさらっとした感覚が楽しめる。無垢材リノベーションをした方は口をそろえて「素足で生活したくなる」と語る。季節を問わず快適な触り心地が楽しめるのは、四季のある日本に適した建材であるともいえる。

五感に訴えかけるから、思わず…

マミ:無垢材がキモチいいエピソードがひとつあってね。

ヤスモト:はいはい。

マミ:同じマンションに2つの部屋を持つお客さんがいて、片方の部屋だけ無垢材でリノベーションしたのよ。

ヤスモト:ふむふむ。

マミ:そしたら、家族全員、無垢材の部屋に集まっちゃって、もうひとつの部屋は使われなくなっちゃんだって!

ヤスモト:やっぱり目で見て楽しくて、香りもよくて、触ってもキモチいいとなると、無垢材の部屋に行っちゃうのは自然な流れよねえ。

そうなの。無垢材のよさって、理屈だけじゃなくて、五感で感じ取れるんだよね。身体全体が無垢材を欲しちゃう。

一度味わうとやめられない。無垢材ってキケンな香りがするわね……。私の人生を狂わす、ヤバい男みたいな存在だわ。

私が愛する無垢材のことを、そんなダメンズみたいに言わないで!

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公開日 2020年10月1日
更新日 2020年10月22日

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