ウッドデッキのリフォーム費用は?施工事例を別にコストを比較

ウッドデッキのリフォーム費用は?施工事例を別にコストを比較

自宅にいながらアウトドア気分が楽しめると人気のウッドデッキ。ただ、ウッドデッキを設置したいものの費用の目安がわからないという方も多いのでは?今回は、ウッドデッキのリフォーム費用や使われる素材の種類、DIYの注意点について紹介します。

ウッドデッキを設置する際のチェックポイント

小さめのウッドデッキなら、日差し除けはパラソルでも十分。ちょっとした椅子や机を置いて憩いの場にも
小さめのウッドデッキなら、日差し除けはパラソルでも十分。ちょっとした椅子や机を置いて憩いの場にも

まずは、ウッドデッキを設置する際に確認したいチェックポイントを紹介します。「広さ(面積)」と「素材」を考慮し、最適なウッドデッキを選びましょう。

使用目的に合わせた広さにする

ウッドデッキを設置する場合、使用用途にマッチするサイズを選びましょう。考えられる用途は以下の通りです。

・子どもの遊び場にする
・洗濯スペースにする
・のんびりとくつろげるカフェ風スペースにする
・家族とバーベキューを楽しむ

例えば、ウッドデッキを子どもの遊び場にする場合、「1.5間×7尺(約2650mm×約2100mm)」の広さは欲しいところです。この広さなら子ども用プールを設置したり、大人が出入りしたりしても窮屈に感じません。ただ、子どもの成長を考慮すると、もう少し広さに余裕があってもいいでしょう。

一方、ウッドデッキで家族とバーベキューを楽しむなら、相応の広さが必要です。最大8人での利用を想定した場合、「2.5間×10尺(約4400mm×約3000mm)」が適切なサイズとなります。通常の部屋でいう8畳程度の広さで、これなら椅子やテーブル、コンロを設置しても、一人ひとりがスペースを確保できます。

予算やメンテナンス方法に合わせて素材を選ぶ

ウッドデッキは、使用素材によって予算やメンテナンス方法が変わります。主な素材は「人工木」または「天然木」で、それぞれ性質が大きく異なります。素材はウッドデッキの使い勝手を左右する重要な要素のため、しっかりと比較検討しましょう。

ウッドデッキに使われる素材と特徴

 色落ちしたウッドデッキは2~3年で一度くらいの頻度でセルフメンテナンスをするのがおすすめ。 色ムラなく塗るには、古い塗膜を剥がすのに電動工具のサンダーなどを用意しよう
色落ちしたウッドデッキは2~3年に一度くらいの頻度でセルフメンテナンスをするのがおすすめ。 色ムラなく塗るには、古い塗膜を剥がすのに電動工具のサンダーなどを用意しよう

ここでは、ウッドデッキに使われる素材の特徴とメリット・デメリットについて紹介します。メンテナンス性重視なら人工木、自然素材の風合いを楽しみたいなら天然木と、目的に合わせて選びましょう。

人工木|劣化や腐食がしづらく、メンテナンスが楽

人工木は、木粉と樹脂が主原料の人工素材です。正式には「木材・プラスティック再生複合材」と呼ばれる素材で、劣化や腐食に強く、虫害も受けにくい特徴があります。人工木のメリットは、メンテナンスに手間がかからないことです。天然木のウッドデッキのように、定期的に木材保護塗料を塗り直す必要がなく、多少放置しても腐食や虫害被害がほとんどみられません。

人工木は木粉の含有量、樹脂の比率によって性質が若干異なります。例えば、木粉の含有量が多い人工木の場合、天然木に近い風合い・温もりが得られます。一方で、腐食には弱くなるのがデメリットです。また、樹脂の比率が多い人工木は腐食に強くなりますが、樹脂の特性から蓄熱性が向上。夏場になると、裸足では歩けないほど高温となることもあります。

天然木|ソフトウッドとハードウッドの2種類

自然の風合いが楽しめる天然木には、「ソフトウッド」と「ハードウッド」の2種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットは、以下の通りです。

ソフトウッドは低価格

ソフトウッドは、針葉樹を製材した木材のことです。ホワイトウッド・マツ・ヒノキ・サイプレスなどの種類があり、材自体が柔らかく、加工性に優れる特徴があります。流通量の多さから、非常に低価格で販売されている木材です。

反面、材自体が劣化・腐食に弱かったり、耐久性・耐衝撃性が低かったりといったデメリットがあります。シロアリ被害にも遭いやすく、定期的に防腐塗装などのメンテナンスが必要です。コスト面は魅力的ですが、外の紫外線や雨風にさられるウッドデッキには不向きと考える方もいます。

ハードウッドは耐久性がある

天然木で検討するなら、ハードウッドの使用をおすすめします。ハードウッドとは、ウリン・イペ・セランガンバツ・アマゾンジャラなどの広葉樹の木材をいいます。材自体の繊維が細かく、防腐性・防虫性・耐久性に優れるのが特徴です。

文字通り非常に硬い木で、加工にはプロ仕様の工具が求められます。DIYでウッドデッキを作成する場合、ソフトウッドの方が挑戦しやすいでしょう。また、ソフトウッドに比べると、材料費が割高です。とりわけ近年は、主要生産地における伐採量の調整により、ウリン材やイペ材の価格高騰が進んでいます。

ウッドデッキのリフォーム価格の相場

目隠しのフェンスや日差し除けをつけると安心。ウッドデッキの上の小物類もデッキの色とトーンを合わせれば部屋の窓から見える景色もすっきり
目隠しのフェンスや日差し除けをつけると安心。ウッドデッキの上の小物類もデッキの色とトーンを合わせれば部屋の窓から見える景色もすっきり

ウッドデッキの本体価格は、人工木が1㎡あたり2万~2.5万円、天然木なら1㎡あたり3万~3.5万円が目安です。ウッドデッキリフォームの設置費用は、オプションで日差し除けの屋根を設置したり、フェンスや手すりを設置したりすると、別途上乗せされます。ここでは、ウッドデッキのリフォーム価格費用をケース別で紹介します。

ウッドデッキのみ設置する場合の費用目安

まずは、ウッドデッキのみ設置する場合の費用を見ていきます。実際の費用は、使用素材の種類や設置スペースの広さ、施工業者(工務店・リフォームなど)によって変動するため、下記は参考程度に留めてください。

人工木を使用する場合

人工木を使用する場合、1㎡あたり2万~2.5万円が目安相場です。仮に15㎡の人工木・ウッドデッキを設置するなら、約30万~45万円の費用がかかります。ただ、基本的にメンテナンス不要なため、維持費はほとんどかかりません。

天然木を使用する場合

天然木を使用する場合、1㎡あたり3万~3.5万円万円前後が目安です。樹種によって価格差が大きいため、人工木よりも価格相場は高くなります。

例えば、ウッドデッキに人気のウリン材を使用する場合、1㎡あたり4万円程度。もし15㎡のウリン材・ウッドデッキを設置するなら、60万円程度の費用がかかる計算です。

日差し除けの屋根を設置する場合の費用目安

ウッドデッキの上部には、日差し除け用の屋根やシェードを設置することも可能です。工事は屋根の支柱を設置する「基礎工事」と外壁に屋根を取り付ける「外壁工事」、外壁の「防水工事」の3種類に分けられます。それぞれの費用目安は、以下の通りです。

・基礎工事費用:約2万円
・外壁工事費用:約2万円
・防水工事費用:約1万円
・合計:約5万円

ウッドデッキに屋根を設置する場合は、本体価格に約5万円が上乗せされます。洗濯物を雨風から守ったり、外部からの目隠し効果があったりと、テラス屋根の設置にはさまざまなメリットがあります。後付けも可能なため、予算に応じて検討しましょう。

目隠しフェンスや手すりを取り付ける場合の費用目安

ウッドデッキに目隠しフェンスを設置する費用は、本体サイズによって変動します。まず、設置に必要な材料および費用目安をみていきましょう。

・フェンス:1枚あたり約1万円(1m幅)
・支柱:1本あたり約1万円
・固定金具:1式約3万円
・設置手数料:フェンス1枚あたり約5000円

例えば、ウッドデッキに5m分のフェンスを設置する場合、フェンスが5枚、支柱が6枚必要です。これに固定金具の費用を乗せると、材料費は約14万円になります。なお、リフォーム会社に設置を依頼した場合は、フェンス1枚あたり約5000円の追加費用がかかると考えておきましょう。そうなると、最終的な費用は17万円前後となります。

ウッドデッキを子どもやペットの遊び場にするなら、手すりを設置したいところです。とりわけ2階にウッドデッキを設置する場合、手すりがなければ転落の危険性があります。使用素材によりますが、手すりの設置費用は1mあたり3万円が目安です。もし小学生くらいのお子さんがいたり、大型犬を飼っていたりするならば、背が高めの手すりを設置しましょう。手すりの高さ変更は別途見積もり可能です。

DIYをするとしたら何に注意すべき?

近年はホームセンターを活用し、ウッドデッキのDIYに挑戦する方が増えています。実際にDIYする際は、以下の点に気をつけましょう。

・ウッドデッキの高さは、室内の高さに必ず合わせる
・蛇口の近くに設置する(掃除しやすくなるため)
・フェンスには耐久性の高い素材を使う
・家事動線を考えて設置する

もっとも注意したいのは、ウッドデッキの高さです。室内とウッドデッキの高さが異なる場合、段差が生じて転倒・落下の危険性があります。家族の安全を確保するため、ウッドデッキの高さはしっかりと考慮しましょう。

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公開日 2020年9月4日
更新日 2020年10月22日

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