番町千鳥ヶ淵アビタシオン|約25帖のLDKと2500円の駐車場を持つ瀟洒なメゾン
番町千鳥ヶ淵アビタシオン 201号室 15,990 万円(税込)
- 千代田区 107.55 m² (3LDK)
東京都千代田区三番町 3-9
- 東京メトロ「半蔵門」駅
畳のある和室は、日本ならではの落ち着いた空間です。和室のある住まいを好んで選ぶ方も少なくありません。ただ、実際に住んでみると使い方に悩み、持て余してしまうことも。今回は、和室を使い勝手のいい空間に変えるリフォーム術や、畳の張り替えや壁、押し入れのリフォーム例などを紹介します。
和室リフォームと一口に言っても、部分ごとに費用が異なります。よくある和室リフォームの工事内容とそれぞれ費用相場をチェックして、予算を立ててみましょう。
和室リフォームの内装工事には、以下のようなものがあります。
・畳の張り替え
・壁紙の張り替え
・壁材の変更
・押入れのリフォーム
・天井の張り替え
・建具のリフォーム
・照明器具の取り替え
・襖(引き戸)の張り替え
・障子の張り替え・新調
もっとも一般的な和室リフォームといえば、畳の張り替えです。畳は経年劣化や日焼けが目立ちやすいため、張り替えるだけで和室の雰囲気を大きく変えられます。
和室リフォームの工事費用の相場は、広さや工事内容によって異なります。以下の表の金額が目安です。費用相場を知っておけば、予算を立てる際の参考になります。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
畳の裏返し(1畳) | 3000~6000円前後 |
畳の表替え(1畳) | 5000~1万円前後 |
新しい畳へ交換(1畳) | 1万~5万円前後 |
襖の張り替え(1帖片面) | 3000~3万円前後 |
障子の張り替え(1帖) | 3000~1万円前後 |
畳をフローリングに交換(6畳) | 10万~20万円前後 |
砂壁をクロスに変更(6畳) | 15万~20万円前後 |
押入れのリフォーム | 10万~30万円前後 |
上記の費用は目安です。実際の費用は部屋の状況や材質のグレードによって前後します。リフォームを検討しているのであれば、複数のリフォーム会社から実際に見積もりを取ってください。簡単なリフォームであれば、比較的安価に行えるため、和室を持て余しているのであればリフォーム会社へ一度相談してみては。
前述の通り、畳の張り替えは和室リフォームのなかでもポピュラーなもののひとつです。そして、畳の張り替え方法は以下の3種類に分かれます。
・裏返し
・表替え
・新調(新畳)
裏返しとは畳表をひっくり返す作業を指し、表替えとは畳表と畳縁を新品に交換する作業のことです。こちらでは、畳の張り替え時期の目安、工期、費用や床暖房に変えた場合などを紹介します。
畳の張り替え作業は、それぞれ以下の期間を目安として行うのがおすすめです。
作業内容 | 交換時期の目安 |
---|---|
裏返し | 2~5年 |
表替え | 4~7年 |
新調(新畳) | 10~15年 |
適切なタイミングで作業を行うことで、畳をきれいな状態で使い続けられます。自宅の畳の状態が気になったら、前回の作業からどのくらいの期間が経過しているか確認してみましょう。
畳のリフォームは、作業内容ごとに必要な時間や費用が異なります。リフォーム会社に依頼する場合は、以下の表を目安としてください。
作業内容 | 工期 | 費用 |
---|---|---|
裏返し | 1日前後 | 約4000円/畳 |
表替え | 1日前後 | 5000~2万円前後/畳 |
新調(新畳) | 2~10日前後 | 1万~3万5000円前後/畳 |
多くの作業は1日で終わるものの、現場の状況によって多少時間がプラスされます。裏返し、表替えの場合、業者が一度工場に持ち帰って作業し、完成してから納品するケースが多いです。新調の場合は交換前の畳を採寸したうえで新しい畳が完成してから入れ替えるため、交換作業中に畳がないといった事態は発生しません。
和モダンな雰囲気づくりができるとして、近年人気を集めているのが琉球畳です。「七島イ」という植物を使用した半畳の縁なし畳のことで、七島イが琉球で栽培されていたため琉球畳と呼ばれるようになりました。
琉球畳最大の特徴は、豊富なカラーバリエーションです。一般的な畳といえばイ草の色を思い浮かべますが、琉球畳はモノクロやカラフルなデザインが豊富に取り揃えられています。和室の雰囲気をガラッと変えたい場合におすすめです。
冬場の和室の寒さが気になるのであれば、床暖房も効果的です。和室に床暖房を設置する方法には、下記の2通りがあります。
・現在の床に床暖房設備を設置する方法(直張り)
・一度床を撤去してから床暖房を設置し、新しい床をかぶせる方法(全面張り替え)
費用の目安は、以下の表を参考にしてください。
設置方法 | 費用相場 |
---|---|
直張り | 5万~10万円前後/畳 |
全面張り替え | 8万~15万円前後/畳 |
新しく和室空間を作るのであれば、リビングの一角に置き畳や小上がり和室を設置するのがおすすめです。小上がりは、部屋の一角に設けられた少し段差のある空間です。そこに置き畳を設置することで、簡易的な和室ができあがります。
置き畳は、床の上にマットやラグを設置する感覚で使用できるアイテムで、敷き畳やユニット畳とも呼ばれています。もともと高さのあるユニット畳は小上がりとしてだけでなく、ソファやベッドなど、家具として使うこともできます。カラーバリエーションやデザインも豊富なため、リビングの雰囲気も損ねません。
和室の使い勝手が悪い場合は、畳をフローリングの床へ張り替える方法もおすすめです。和室全体を洋室にリフォームするとまとまった費用が必要ですが、畳をフローリングに変更する程度であれば、「9万~35万円(6~8畳)」と比較的お手ごろな価格で行えます。費用をおさえたい場合は、床材をクッションフロアにしてみては。クッションフロアは耐水性があり傷もつきにくい素材で、機能面もばっちり。
畳をフローリングに張り替えるときは、下地の工事が発生する場合があります。これは、畳の厚みが約40~50mmなのに比べて、フローリング材が12mm程度しかないため、敷居や、隣接した部屋との段差が発生してしまうからです。部屋によっては床の強度の補強や防音対策が必要な場合もあります。とくにマンションなどの集合住宅では防音基準などが定められています。どんな工事が発生するかはリフォーム業者と相談して進めましょう。
DIYが得意、もしくは和室を簡易的に洋風にしたいという方は、通販やホームセンターでフローリング材のみの販売もあります。既存の畳を残しておき、その上から敷けば補強工事の必要もありません。模様替えのような感覚で意外と簡単にできます。
和室から洋室へのリフォームについて詳しく知りたい方は下記の記事をチェック。
和室から洋室にリフォーム。期間や費用相場を紹介
和室は、壁のリフォームで大きく雰囲気が変わります。ただ、壁材に使用できるものは数多くあるため、どれを選ぶべきかわからない方も多いはず。こちらでは、和室の壁のリノベーションで使われるさまざまな壁材を紹介します。
和室の壁は、以前は真壁で施工されることがほとんどであったものの、近年は大壁仕様の和室も登場しています。真壁とは柱を露出させた日本古来の工法、大壁とは柱を壁の中に納める西洋由来の工法です。昔ながらの和室を目指すなら真壁、和モダンな雰囲気をつくるなら大壁が適しています。
和室の壁といえば、防湿性・防火性に優れた砂壁を思い浮かべる方も多いでしょう。砂壁は、カビが付着している場合や表面の砂が落ちてきたら補修のサインです。これを機に自宅の和室の壁を確認してみましょう。不安があれば、砂壁を取り扱っているリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。
砂壁のリフォーム費用を詳しく知りたい方は下記の記事をチェック。
和室の砂壁リフォーム、費用相場を紹介
和室の壁といえば砂壁が定番でしたが、近年はリフォームを機にデザイン豊富で汚れに強いクロスに張り替える方も増えています。クロスの張り替える場合の費用は、1㎡あたり1000~1500円前後が目安です。
6畳の和室であれば3万~5万円前後で完了するため、手軽に和室の雰囲気を変えられます。壁と合わせて天井のクロスも張り替えるとより和モダンな雰囲気に近づきます。
和室の壁材にこだわりたいのであれば、美しい自然の風合いを演出できる珪藻土もおすすめです。珪藻土は自然由来の壁材で、調湿効果や脱臭効果、断熱効果の高さなどから人気を集めています。
珪藻土へリフォームする場合の費用相場は、材料費が1㎡に対して1000~3000円前後、施工費が1㎡に対して5000~8000円前後が目安です。
シックで落ち着いた雰囲気の和室をつくり上げるなら、壁材に漆喰を使用するのもおすすめ。カビが生えにくく、耐水性や防火性に優れた素材で、和洋どちらのデザインにもなじみやすいのが特徴です。リフォーム費用は、4000~7200円/㎡前後が相場で、珪藻土と比較すると多少高価な傾向にあります。
和室ならではの押入れですが、使い道に困った布団をしまっておくだけのスペースになっていることも少なくありません。こちらでは、デッドスペースになりがちな押入れを上手に活用するポイントを紹介します。押入れ活用術は工事不要。賃貸マンションやアパートなど工事ができない場合でも取り入れられます。
押入れのリフォームを検討している方はこちらの記事で詳しく解説しています。
押入れをリフォームしてクローゼットやベッド、書斎に。費用や注意点を解説
大掛かりなリノベーションが難しければ、本棚などを設置して収納スペースとして活用してみましょう。市販品を購入して設置しても良いですが、DIYで最適なサイズの棚を作るのもおすすめです。
押入れ以外の収納スペースに、洋服をしまいきれていない場合は、押入れをクローゼットとして使うのもひとつの手。左右に突っ張り棒を渡せばハンガーがかけられるようになります。
ただし、突っ張り棒の場合は耐荷重が低めなので、上着などの重い衣類や、大量にかける予定のある方はハンガーラックを選びましょう。上段下段に分かれている押入れでも、サイズに合った低めのハンガーラックがあります。上段にハンガーラック、下段に衣装ケースを置けば、収納量がたっぷり確保できて便利。
雰囲気を変えるだけであれば、押入れにクロスを貼り付けておしゃれにするのも効果的です。市販のクロスや壁紙シートなら、お手ごろな価格でDIYできます。元から裏面にのりがついているシールタイプのものや、初心者用の壁紙DIYセットも販売されているので、DIYが初めてという人でも簡単に貼り付けられます。
押入れに設置されている中板を活かすのであれば、作業場所へのリノベーションがおすすめです。中板を机に見立てれば、十分な作業スペースを十分な作業スペースを確保できます。クロスを貼り付けたり、棚を設置したりすることで自分好みの場所へとリノベーションできます。
押入れは、襖紙を張り替えるだけでも見栄えが大きく変わります。とくに、前回の張り替えから10年以上経過しているものは、経年劣化が進み和室全体を暗い印象にしていることも。
近年は、いわゆる和室らしい落ち着いたデザインの襖紙だけでなく、洋室にも合うデザインのものが豊富に販売されています。自分好みの襖紙に張り替えて、押入れの見た目と使い勝手を向上させましょう。
押入れのリフォームについてもっと詳しく知りたい方には下記の記事がおすすめ。
押入れをリフォームしてクローゼットやベッド、書斎に。費用や注意点を解説
和室といえば障子を思い浮かべる方も多いのでは。障子は、経年劣化が進むと汚れが目立ち部屋全体を暗くしてしまうため、定期的に張り替える必要があります。日当たりの程度や障子紙の種類にもよるものの、3~5年前後で張り替えるのがおすすめです。
近年の障子紙は、昔ながらの真っ白なものだけでなく、柄や色のついたタイプも販売されています。DIYも可能なため、チャレンジする方が増えています。業者に依頼した場合の費用相場は、1枚あたりおよそ2500~3000円です。DIYした場合、1枚あたり1500~2000円と比較的お手ごろな価格で張り替えができます。人の出入りが多い住宅であれば、お客様が出入りする部屋は業者へ、家族だけが出入りする部屋はDIYなど区別するのもおすすめです。
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公開日 2020年5月29日
更新日 2021年11月30日
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