アパート経営に有利な資格とは?必要な知識を取得してアパート経営に役立てよう

アパート経営に有利な資格とは?必要な知識を取得してアパート経営に役立てよう

アパート経営をはじめるには、書類の準備や物件選び、資金計画などさまざまなプロセスが必要になります。アパート経営を始める前に、身につけておくべき知識や取得しておくと有利な資格はあるのでしょうか?

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アパート経営に資格は必要ない

アパート経営に有利な資格はたくさんありますが、アパート経営で「必ずしも必要な資格」はありません。アパート経営は専門的な分野ですが、資格がなくても不動産投資として始められます。前もって新たに資格を取得しなければならない、ということはないのです。

ただし、アパート経営を成功させるためにはさまざまな知識を要します。経営や簿記、税金など、不動産投資に必要な知識は多岐にわたります。このようなアパート経営に関する知識を得ていくことは簡単ではありません。そんなときに、効率よくかつ正しく知識を得られる方法が「資格取得」です。アパート経営に有利な資格を取得すれば、必然的に不動産経営に必要な知識も身につけられます。最近はインターネットや書籍などあらゆる方法で、不動産経営の情報に触れられるようになりました。

しかし、ネット上には誤った情報も多く、何から勉強を始めたらいいのか悩んでしまう方も多いはず。資格取得であれば、基礎知識から順番に学んでいけるので、アパート経営が初めての方でもしっかりと知識を身につけられます。

アパート経営に必要な知識とは?

空室リスクをおさえるためには物件の条件や家賃設定などの不動産知識が必要
空室リスクをおさえるためには物件の条件や家賃設定などの不動産知識が必要

アパート経営が初めてなら、必要な知識を把握しておかなければなりません。ここからは、どんな知識がアパート経営で必要となるのか紹介していきます。

不動産に関する知識

アパート経営でまず必要となる知識が「不動産関連」。アパート経営は不動産投資なので、収益性の高そうな物件を選ぶための知識が重要です。築年数や物件の立地条件、リスクなどはしっかりと見極めなければなりません。どのような物件であれば、どれくらいの家賃を設定でき、どれくらいが手元に入るのか、などをしっかりとイメージするためにも不動産投資に関する知識は必要です。

不動産投資は、きちんと運用するための知識がなければ入居者を確保できません。最悪の場合、せっかく物件を購入したのに、空室が続いて収益が0円ということも考えられます。アパート経営はお金の問題だけではなく、法律知識もあると便利です。契約書の内容を正しく理解したり、不動産登記をスムーズに行えるからです。

税金に関する知識

税金に関する知識は、アパート経営では欠かせないポイントです。個人事業主としてアパート経営を行うなら、自分で確定申告をしなければなりません。確定申告では、アパート経営でかかった経費を計上して、自分の所得税額を申告します。節税効果の高い「青色申告」を選ぶと、より細かく帳簿を作成しなければならず、税金に関する知識がないと、苦労するかもしれません。

アパート経営は、所得税の他にも、「固定資産税」「不動産取得税」などの税金支払いが必要です。いくらかかるのか分からない、もしくはそもそも存在を知らなかったとなると、アパート経営が難航する可能性があります。さらに、税金の知識が不足していると、節税対策を立てることもできず、甘い資金計画で損をすることも考えられます。

アパート経営に関する知識

アパート経営には、ある程度の専門知識が必要です。実際にアパートを経営してみると、空室が多く入居率が上がらなかったり、入居者とのトラブルやクレームがおきたりと、さまざまな問題に悩まされることがあります。アパート経営における入居率は、収益に直結するので専門的な知識を駆使して対策しなければなりません。適切な家賃設定や広告の出稿、ニーズに合わせた部屋づくりなどは、アパート経営の知識がなければ進められません。

アパート経営は管理会社に委託することができます。しかし、自分もアパート経営の知識を把握しておけば、経営方針を考えたり、適切な判断を下せるようになるものです。管理会社に管理を任せるとしても、自分でも最適な判断ができるように知識を得ておくことが大切です。

建物に関する知識

建物に関する知識があると、アパート経営をスムーズかつ失敗なく進めやすいものです。アパート経営する物件は、ものによって特徴が大きく異なります。とくに中古であれば、劣化の度合いは物件ごとに違いがあります。物件を購入後、修繕やリフォームは必要なのかという点はもちろんのこと、築年数と需要の関係をしっかりと見極めるときなどは、建物管理に関する知識が必要です。

アパート経営に役立つ資格

建築基準法や法律、リフォーム、管理業務など多岐にわたる知識が役立つ
建築基準法や法律、リフォーム、管理業務など多岐にわたる知識が役立つ

アパート経営には必ずしも資格が必要ではありません。しかし、持っておくとアパート経営で役立つ資格は多いものです。ここからは、アパート経営に役立つ資格を紹介します。不動産投資が初めての方や、きちんと勉強してからアパート経営に臨みたい方は、次から紹介する資格の取得を検討してみてください。

宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士とは国家資格のひとつで、不動産取引のシーンでは必ず資格取得者が介入しなければなりません。宅地建物取引士は、不動産会社で契約内容の説明や物件に関する情報提供、契約書への押印・記名などの業務が主で、不動産投資に関する知識は豊富です。宅地建物取引士の資格を取得しておけば、アパート経営で有利になることは間違いありません。

宅地建物取引士の資格を取得することで学べるのは、「不動産関連の民法」「建物の構造や種別(建築基準法)」「不動産関連の権利」「税金」などです。試験は1年に1回、合格率はおよそ15~17%といわれています。正答率70%以上が合格ラインなので、数ある国家資格の中でも比較的難易度の低い資格です。

マンション管理士

マンション管理士の仕事は、物件の運用に関するトラブルや維持管理に対してアドバイスを行うコンサルティングです。マンション管理士の資格を取得することで、修繕計画や入居者とのトラブル解決、設備の管理など、アパート経営に関わる知識を得られます。

マンション管理士は取得の難易度が高い資格です。区分所有法や建築基準法など、法律の知識が必要な問題が多く、合格率はだいたい8%ほどといわれています。しかし、資格勉強で得た知識は、実際に物件を購入した後に使えるものなので、取得しておくとアパート経営で有利に働きます。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、お金周りの知識を身に着けられる資格です。ひと口にファイナンシャルプランナーといっても、国家資格と民間資格の2種類があります。国家資格の場合はFP技能士1~3級があり、民間資格は日本FP協会によるAFPとCFPが取得可能です。合格率は取得する資格の種類や階級によって異なるものの、初級資格である「FP技能士3級」ならだいたい70%といわれています。

ファイナンシャルプランナーは、保険関連や相続、不動産などにおける金融知識を駆使して、家計や資産運用などお金周りのアドバイスをする仕事です。ファイナンシャルプランナーの資格を取得することで、アパート経営での収支の見通しを立てたり、不動産の取得・売却での税金や契約に関する知識などを得られます。アパート経営においてお金の知識は必須なので、キャッシュフローや税金の知識を深められるファイナンシャルプランナーはおすすめです。

管理業務主任者

管理業務主任者とは、マンション管理業者が、管理組合に管理委託契約の説明や報告を行うとき必要な資格です。管理業務主任者は、法律の知識だけではなく、マンション管理に関する幅広い内容を勉強できます。管理業務主任者の正式な業務内容はマンションに関することですが、アパート経営でも使える知識が豊富なので、取得しておくと不動産投資を始めるときに便利です。

不動産実務検定

不動産実務検定とは、大家さんとして不動産投資をしたい方向けの賃貸住宅に関する資格です。1級と2級があり、それぞれ学べる内容が異なります。不動産実務検定1級では、不動産投資における経営分析など専門的な知識が必要です。不動産実務検定2級では、空室対策や入居者とのトラブル(家賃滞納など)、敷金精算に至るまで幅広い知識を問われます。

不動産実務検定は、アパートを経営するうえで必要な知識を一通り学べるのが特徴です。そのうえ、アパート経営で有利な資格の中でも、比較的難易度が低い資格です。不動産投資の知識がない方でも、理解しながら必要なことを学べます。

住宅診断士(ホームインスペクター)

住宅診断士(ホームインスペクター)は、建物について深く理解できる資格のひとつです。具体的には、建物の構造や設備、劣化に関すること、建築の法規などが学べます。アパート経営でも、不動産投資前の物件選びや、修繕、リフォームなどのシーンで建物の知識が問われることがあります。専門家に相談してアドバイスをもらうという選択肢もありますが、自分でも理解したいときには、取得しておくと便利です。

住宅診断士を取得しておけば、必要なときに自分の目で建物を調査できます。自分で補修が必要な箇所や補修内容を適切に理解できるうえ、外部に調査を依頼する必要がなくなるので、コストカットにもつながります。

賃貸不動産経営管理士

アパート経営をするなら、賃貸不動産経営管理士の資格が役立ちます。賃貸不動産経営管理士とは、賃貸物件の管理業務を行う仕事です。賃貸物件の管理業務適正化のために、賃貸住宅管理業者の一部の業務は、賃貸不動産経営管理士がしなければならないというルールが定められました。賃貸不動産経営管理の資格を取得すれば、賃貸アパートを管理するための必要知識を身に着けられるうえに、技能や倫理観も学べます。

電気工事士

電気工事士の資格を取得しておくと、あらゆるコストを節約できるようになります。電気工事士は、電気工事の専門的な業務を行う際に必要な国家資格です。電気工事士の資格を取得しておくと、インターホンを取り付けたり、IHコンロを設置したりするときに自分で対応できます。小さな業務であっても外部に委託すると大きな出費となるものです。自分で対応できるように電気工事士の資格を取得しておくと、長い目で見ると節約になります。

簿記検定

簿記検定は、記帳するとき役立つもので、財政状況や経営状態などを明確にするのに欠かせない知識を問う資格です。アパート経営で必要な「帳簿のつけ方」など、経理面の知識は重要です。簿記検定を取得しておけば、確定申告でも正確に書類を作成できます。さらに、数字からアパートの経営状況を把握しやすくなります。帳簿作成や確定申告などのシーンで税理士に委託しなくて済むので、結果的にコスト削減にもつながるのがメリットです。

資格の勉強をしながらアパート経営の知識をつけよう

資格で得た知識をアパート経営に生かそう
資格で得た知識をアパート経営に生かそう

アパート経営に役立つ知識は、資格の勉強をしながら身に着けていくことがおすすめです。資格の勉強なら、基礎知識から学んでいけるので、効率よく必要な知識を得られます。アパート経営を始めようと検討している方は、今回紹介した資格を参考にしながら、必要と思える勉強をしてみてください。

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公開日 2020年9月15日
更新日 2020年10月22日

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