DIY初心者にはどっちがおすすめ? インパクトドライバーとドリルドライバーの違い

DIY初心者にはどっちがおすすめ? インパクトドライバーとドリルドライバーの違い

ここぞという時に頼りになる、DIYの強い味方“電動ドライバー”。「電動ドライバーってネジ締めるやつでしょ?」「手動ドライバーで十分!」とお考えのみなさま、そもそも電動ドライバーにはふたつの種類があることをご存知ですか? 一般的に電動ドライバーと聞いて想像するのは、「ドリルドライバー」というタイプ。もうひとつのドライバーは「インパクトドライバー」と呼ばれています。

両者の違いが分からない方のために、特徴を下記のようにまとめてみました。

■ドリルドライバー

・回転の力でネジ締めをおこなう電動ドライバー

・先端部分を変えればドリルとしても使用可能

・回転スピードを切り替えられる

・ビスの締めすぎを防ぐ「トルク調整」機能がついている

・インパクトドライバーよりパワーがない

・インパクトドライバーよりも価格が安い

■インパクトドライバー

・回転+打撃のふたつの力でネジ締めをおこなうドライバー(ドリルとしても使用可)

・ビスの締めすぎを防ぐ「トルク調整」機能がついていない

・ドリルドライバーよりパワーがあるので、高負荷作業もこなせる

・締めすぎると木材にビスがめり込んだり、ビスの頭がとれる恐れが……

つまりドリルドライバーは、繊細な穴あけ作業向きのドライバー。簡単に言うと、単純なネジ締めや穴あけ作業にはこちらのドライバーが適しています。特に、柔らかい木材の加工や短いネジを締めるときにおすすめ。簡単な家具の組み立てなど、日常使用の範囲内から使いはじめるにはピッタリです。

一方インパクトドライバーは、パワフルに作業ができるドライバー。硬い木材や、床や壁などにネジを取りつける時に活躍します。長いネジを締めるのにも向いているので、本格的なDIYを行う際にはこちらがおすすめ。ドリルドライバーに比べて取り扱いが少し難しいですが、慣れればうまく使いこなせるはずです。

ドリルドライバーとインパクトドライバーの特性を把握して、用途に合わせて使い分ければ、DIY初心者でもスムーズに作業を進められます。「手動ドライバーで十分!」と思っているユーザーも一度電動ドライバーを使えば、その作業効率の良さに驚くはずです。

公開日 2020年10月21日
更新日 2023年2月14日

#DIY

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