コロナ禍の2020年、なぜ中古マンションの売れ行きが好調だったのか? 人気の物件にはある共通項が――

コロナ禍の2020年、なぜ中古マンションの売れ行きが好調だったのか? 人気の物件にはある共通項が――

人々の生活スタイルが大きく変わった2020年。「住まい」に対する考え方も大きく変わり、人々がマンションに求めるニーズも変化してきました。立地条件、共用施設、周辺環境とさまざまな点でマンションの評価ポイントが変わり、意外な物件が人気を集めてきているようです。なかでも中古マンションのニーズが高まってきているそうですが、どんな理由があるのでしょう? 不動産のスペシャリストにお伺いしました。

コロナ禍でもなぜか、中古マンションは人気が衰えなかった2020年。なぜ、売れ行きが好調だったのでしょうか? 不動産コンサルタントの岡本郁雄さんは次のように分析します。

「新型コロナウイルスの感染拡大にともない、私たちは生活スタイルの変化を余儀なくされました。在宅勤務が増えたことで、これまでの間取りでは手狭に感じた人もいれば、家族全員で過ごすにはもっとストレスのない環境を確保したいと考えた人もいるかもしれません。こうした“今の家に対する不満”は住み替えニーズの高まりにつながります」

ひと口に住み替えといっても、その実現方法はさまざまです。例えば、賃貸物件から別の賃貸物件に移ることもあれば、賃貸物件からマイホーム購入に踏み切る方法もあります。住み替え先として、新築と中古どちらを選ぶのかも、価値観が問われるところです。

コロナ禍における中古マンションのメリット

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公開日 2020年12月25日
更新日 2020年12月25日

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