スーツの正しい収納方法とは?シワや型崩れを気にせず保管できるおすすめ収納術を紹介

スーツの正しい収納方法とは?シワや型崩れを気にせず保管できるおすすめ収納術を紹介

ビジネスマンに欠かせないスーツ。長持ちさせるには、普段からの手入れが大切で、シワやカビを発生させないように注意して収納する必要があります。きれいな状態で長く着用し続けるための注意点、クローゼットやスーツケースの収納方法を紹介します。

スーツの寿命は?

スーツは、シワがつかないようにスーツの形にあったハンガーを選び、カビが発生しないように通気性のいい場所に収納するのが大切です。一般的なスーツの寿命は、夏物で3年、冬物で4年と言われています。定期的に手入れをして、スーツを何着かローテーションで着れば5年は着られるでしょう。

スーツを収納するときの注意点

ブラッシングをしてほこりを取り除くことで長持ちする
ブラッシングをしてほこりを取り除くことで長持ちする

スーツは生地によっても、寿命が変わります。スーツには生地の品質と繊維の太さを示すSuper’s表示(130’Sや150’Sなど)があります。数字が高いほど生地の品質が高く繊維が細いので、より丁寧なお手入れが必要です。

スーツは、クローゼットに収納する方が多いと思います。クローゼットの中に湿気を溜めないようにすれば、スーツを長持ちさせることができます。一度スーツを着ると生地は汗を吸い込みます。スーツをクローゼットに収納する前には、部屋の風通しのいい場所で、半日ほど陰干しして生地が吸い込んだ湿気を飛ばしましょう。

ここからは、クローゼットにスーツを収納するときのポイントを紹介します。

ポケットを空にする

ポケットに物が入ったままクローゼットにスーツを収納すると、型崩れの原因になります。スマートフォンや財布など重い物を入れたままにすると、ポケットが伸びてしまいます。収納する前には、ジャケットの内ポケットやパンツのポケットを確認して、何か物が入っていれば取り出して空にしてください。

ブラッシングをする

一度着たスーツは、ホコリが溜まるので、ブラシを使ってスーツに付着したホコリを取り除きましょう。着用後はブラッシングを欠かさず行うようにします。ホコリがついたままだと、虫食いができる可能性があります。スーツにブラシをかけるのは、生地についたホコリを取り除くだけでなく、スーツに光沢を出す効果もあります。

ブラシの選び方

スーツのブラッシングに使うブラシは、静電気の起きにくい天然素材がおすすめです。豚毛や馬毛などを使ったブラシです。ブラッシングによって静電気を発生させれば、ホコリを生地に引きつけます。細かい折り目の生地のスーツが多いので、硬めの毛のブラシがおすすめです。毛の硬さは手でブラシを叩くと、少し痛みがあるぐらいの硬さがいいでしょう。また、手に馴染みやすい天然木の持ち手のブラシがおすすめです。

ブラシのかけ方

最初にスーツ全体にブラシを大きく動かして、ホコリを払います。きれいにブラッシングで仕上げるポイントは、リズミカルに上下に動かすことです。次に襟やラペルの裏を、ブラシを小さく動かしてホコリを払います。

最後にポケットを裏返して、ポケットの内装をブラッシングします。ポケットのフタは外に出しておきましょう。ブラッシングするとブラシにホコリが付くので、時々中性洗剤を染みこませた布で毛先を拭き、その後お湯を染みこませた布ですすいでください。

ハンガーにかける

服にいろいろなシルエットがあるように、ハンガーも種類が豊富。スーツを長持ちさせるためにはハンガー選びにも気を使いましょう。ジャケットはジャケット用、パンツはパンツ用のハンガーを使ってください。

ハンガーの選び方

ハンガーはスーツの肩幅にあったサイズを選び、シワがつかないようにします。スーツの肩のラインに合う肉厚のハンガーを使います。先がカーブしているような形のハンガーがおすすめです。静電気の起きにくい木製のハンガーがおすすめですが、スーツの形に合えばプラスチック製でも構いません。

パンツは、挟んで吊すタイプのハンガーを選びます。パンツの袖をハンガーで挟んで吊すと、パンツの重みでシワが伸びる効果があり、折りたたまないので湿気がこもりにくいです。

除菌をして陰干しをする

クローゼットに収納する前には、市販の除菌スプレーを用いて除菌をしてから風通しのいい場所で陰干しします。臭いが気になるなら、消臭効果もある除菌スプレーを使うといいでしょう。陰干しによって、生地が吸い込んだ水分を飛ばし、カビや臭いを抑えます。

湿気取り・防虫剤を設置する

クローゼットにスーツを収納すると、虫食いが発生することがあります。衣類の害虫が発生しやすい条件は、温度、湿度、栄養の3つの条件が揃ったときです。

・温度 : 気温15度~25度で害虫の活動が活発化
・湿度 : 湿度60%以上を好む
・栄養 : 繊維やホコリなどをエサとする

クローゼットには除湿剤と防虫剤を設置し、虫食いが発生しにくい環境を作ります。防虫剤ならば、クローゼット用やウォークインクローゼット用などを使ってください。

スーツケースに入れるときの収納方法

圧縮袋やガーメントバッグを利用して、しわにならないよう収納する
圧縮袋やガーメントバッグを利用して、しわにならないよう収納する

出張時、スーツケースにスーツを入れることもあります。ハンガーにかけることはできないので、コンパクトに折りたたみ収納します。

スーツのたたみ方

スーツはたたむとシワができてしまいますが、コンパクトに折りたたむと、シワも最小限になります。

①ジャケットのボタンは全て留めて背中側を表にする
②両側の袖を中央に向けて折り込み、袖はまっすぐに伸ばす
③肩の部分を外側に折って、スーツを正方形にする
④パンツはセンターラインで揃えて、裾とウエストを合わせるようにして二つ折りにする
⑤パンツをさらに半分に折って、ジャケットの上に置く
⑥ジャケットの裾を襟に向かって折り、パンツを包むように表に向ける

このような折り方をすると、スーツがコンパクトになり、スーツケースにスムーズに収納できます。

持ち運びに便利なグッズ

スーツを持ち運ぶ際には、スーツケース以外にも便利な持ち運びグッズがあります。コンパクトに綺麗にスーツを畳めれば、スーツやキャリーケースに入れて持ち運んでもシワにならないですが、畳み方が上手くいかないとスーツにシワを作ります。

圧縮袋

圧縮袋は、衣類や布団の長期保存に使えます。衣類や布団を圧縮袋に入れたら圧縮しますが、スーツの場合は、圧縮袋に入れた後に中の空気は抜きません。空気を入れておくことで、空気がクッションの役割を果たし、スーツがシワになるのを防いでくれます。綺麗に畳んでから、圧縮袋にスーツを入れておきます。

ガーメントバッグ

スーツとパンツを一緒に二つ折りにして収納できるのが、ガーメントバッグです。スーツは最初に二つ折りにするのではなく、ガーメントバッグに入れてから二つ折りにします。ガーメントバッグを広げた状態で、その上にスーツを乗せます。そのまま二つ折りにすると、バッグのようになり、取っ手があるので手提げバッグのようにして持ち運べます。二つ折りにするだけなので、シワのできにくい収納方法です。

ポケットの収納部分にノートパソコンや財布などを入れられるようなタイプもあります。スーツケースの持ち手の部分に、ガーメントバッグを取り付けられるようなタイプもあります。

長期保管するときの収納方法

ここからは、冠婚葬祭で使った礼服など、あまり着用しないスーツの収納方法を紹介します。

まずはクリーニングに出すのがおすすめ

自宅の洗濯機でスーツを洗うと型崩れを起こし、生地にダメージを与える恐れがあるので、クリーニングに出しましょう。シーズンで着るようなスーツでも、シーズンの終わりにはクリーニングに出しましょう。

クリーニングには種類があり、ウェットクリーニングとドライクリーニングの2種類です。Tシャツなどはウェットクリーニングですが、スーツはドライクリーニングで洗います。ドライクリーニングは、蒸気や溶剤を使って汚れを落とすので、生地やボタンへのダメージが少なく、スーツを傷めずに洗えます。飲み物や食べ物、血液などがついたスーツは、洗浄力の高いウェットクリーニングを試してください。

クリーニング店のビニールははずす

クリーニングで洗った後は、クリーニング店のカバーは外して、別のカバーをつけて保管します。クリーニング店のカバーは通気性が悪く、カバーを使用してスーツを保管すると湿気がこもり、カビの原因になります。クリーニングした後は、汚れが落ちているか確かめるためにも、カバーを外して目で汚れがついていないか確認してください。

カバーを外して、陰干しを行い、その後に不織布などの通気性のいい素材のカバーをかけてスーツを保管します。カバーをつけてクローゼットに収納しておけば、スーツに埃がつく心配がありません。

自宅で収納する方法

自宅でスーツを収納する際、多くの方はクローゼットを使うと思います。しかし、クローゼットがあっても、別の場所に手軽にスーツを収納したいときもあります。または、クローゼットがないので他の場所にスーツを収納する方もいます。クローゼットを使わずに自宅で手軽にスーツを収納する方法を紹介します。

ウォールハンガーを使って壁掛け収納

ウォールハンガーの壁掛けフックにそのままスーツを掛けると襟元がシワになるので、ハンガーにスーツを掛けてから壁にハンガーを掛けます。ウォールハンガーは壁の好きな場所に、自分で取り付けることが可能です。スーツ以外にも、カバンやコートなども掛けられるので、ひとつあると便利です。

スペースがないならドアハンガーに収納

ドアハンガーはフックをドアに掛けるだけで、収納スペースが生まれます。ドアハンガーにスーツを掛けておけば、手軽にデッドスペースを有効活用できます。重い物を掛けると、ハンガーが取れてしまう可能性があるので注意してください。

省スペースで置けるハンガーラックに収納

スペースをあまり取らずに、スーツを掛けて収納できるのがハンガーラックです。省スペースなので、玄関やリビングなどと、空いている場所に置けます。ネクタイやベルトは蓋付きのボックスに収納すると、見た目がすっきりしてスタイリッシュに見えるでしょう。
shocoordinateさんのインスタグラムより

スペースをあまり取らずに、スーツを掛けて収納できるのがハンガーラックです。省スペースなので、玄関やリビングなど、空いている場所に置けます。ネクタイやベルトはふた付きのボックスに収納すると、見た目がすっきりしてスタイリッシュに見えるでしょう。

スーツ用ハンガーに収納

スーツをハンガーに掛けても型崩れしないようにするならば、スーツ用のハンガーが使えます。厚みのあるハンガーで、スーツの襟から肩にかけてフィットするような形状になっているので、ハンガーでシワがつく心配がありません。また、スラックス専用ハンガーも販売されているので、スラックスもきれいに保管できるでしょう。スーツ用ハンガー・スラックス用ハンガーは100均でも手に入るので手軽に始められます。
lifemaker_gaiaさんのインスタグラムより

スーツをハンガーに掛けても型崩れしないようにするならば、スーツ用のハンガーが使えます。厚みのあるハンガーで、スーツの襟から肩にかけてフィットするような形状になっているので、ハンガーでシワがつく心配がありません。また、スラックス専用ハンガーも販売されているので、スラックスもきれいに保管できるでしょう。スーツ用ハンガー・スラックス用ハンガーは100均でも手に入るので手軽に始められます。

スーツ類の小物を収納する方法

スーツスタイルには、ジャケットとスラックスのみならず、ネクタイやベルトなども必要です。小物類は乱雑にしておくと、スーツを着るときに、どこに必要な小物があるのか探すのが大変。雑にしまえば、ネクタイやベルトが傷む恐れがあります。

種類ごとに整理整頓

スーツを着るときに使う、ベルト、ネクタイ、シャツなどと、種類ごとに小分けにして、収納しておくと、すぐ取り出せます。シャツならば畳んで棚に入れておくと、型崩れせずに収納できます。クリーニングに出して畳んでもらった状態のそのままで棚に収納してもいいでしょう。ベルトやネクタイは、丸めて収納ケースに入れるか、フックなどに掛ける収納もおすすめです。仕事で使用するバッグなども一緒に収納しておくと便利です。
ma_home0211さんのインスタグラムより

スーツを着るときに使う、ベルト、ネクタイ、シャツなどと、種類ごとに小分けにして、収納しておくと、すぐ取り出せます。シャツならば畳んで棚に入れておくと、型崩れせずに収納できます。クリーニングに出して畳んでもらった状態のそのままで棚に収納してもいいでしょう。ベルトやネクタイは、丸めて収納ケースに入れるか、フックなどに掛ける収納もおすすめです。仕事で使用するバッグなども一緒に収納しておくと便利です。

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公開日 2020年10月9日
更新日 2020年10月22日

#収納

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