おしゃれな部屋作りとは。必要な準備と大事な5つのポイント

おしゃれな部屋作りとは。必要な準備と大事な5つのポイント

おしゃれな部屋づくりのために準備したいこと

「おしゃれな部屋」といってもさまざまなテイストやジャンルがあり、ルールもひとつではありません。たとえショールームのような美しい部屋でも、自分の好みでなかったら落ち着いて過ごせないもの。

おしゃれな部屋とは、いくつかのポイントをおさえつつ、自分の好みを取り入れた理想の部屋。おしゃれな部屋づくりのために、まずなにから始めればいいか、ひとつずつ紹介します。

どんな雰囲気・印象の部屋にしたいかイメージを膨らます

SNSやインターネット上で自分の好みに近いコーディネート例を探す

自分にとっておしゃれな部屋とは、どんなイメージでしょうか。シンプル、ナチュラル、クール、モダン、レトロ、エレガント……、さまざまな雰囲気や印象のテイストがある中で、どんな部屋が自分にとってのおしゃれなイメージに近いか、まずは理想像を描いてみましょう。自分の中でイメージが固まっていないと、好みの家具を探すこともできませんし、誰かに相談するときも説明しづらく、満足できる答えも返ってきません。

頭のなかだけでイメージを膨らませるのは難しいので、たくさんの実例を見ながら具現化していきます。インテリア雑誌などをスクラップしてもいいですし、キーワードをインターネットで検索すれば簡単。たくさんの画像の中で、自分好みのテイストが見つかったらリストアップして収集しておくといいかもしれません。

インテリア好きの人が自慢のおしゃれな部屋をブログやSNSで公開していますし、家具を取り扱っているショップのサイトでインテリアのコーディネート例を紹介している例もあります。中でも、インテリアに特化したSNSなどはおすすめ。さまざまなテイストの事例を効率よく探すことができます。

最近では、家具のコーディネートを3Dで見ることができるシミュレーターも登場し、スマホのアプリで簡単に試してみることができます。いいなと思った家具を実際に自分の部屋に置いてみたらどうなるかなど、イメージを膨らませるのに最適。ぜひ活用してみることをおすすめします。

もちろん、実際にインテリアショップに足を運んでもいいでしょう。実際に商品を見て手に取ってみて、家具のサイズ感や使い勝手を確認することも重要です。インテリアコーディネーターなどの専門家が相談にのってくれる店舗も多いので、話を聞いてみてはいかがでしょうか。

今あるアイテムや家具を可能な限り活用する

こだわりの家具をすべて新品でそろえる楽しみもありますが、いま持っているアイテムや家具を活用できないかということも考えてみたいところ。部屋全体の統一感は重要ですが、かといってやりすぎるのも残念な印象になりかねません。

手持ちの家具も、もとはといえば好きで購入したもの。新たに取り入れる家具との組み合わせができないか、考えてみてもいいでしょう。

そのまま使うのが難しい場合は、リメイクをしてもいいかもしれません。色を塗り替えるなど簡単なDIYから試してみてはいかがでしょうか。

家具選びや購入の前にあらかじめ予算を決めておく

予算を決めておくと、本当に必要なアイテムが見えてくる

すべてのアイテムをこだわって新調するとなると、かなりお金がかかってしまうことに。ベッド、ソファ、テーブル、カーテンなど、すべてを高級品でそろえることは現実的でありませんし、必要以上にお金をかけなくてもおしゃれな部屋をつくることは可能です。購入する前にはあらかじめ全体の予算を決めましょう。

限られた予算の中で、例えば一点だけお気に入りを選んで、その家具を中心に残りのアイテムを合わせていくなどの方法がよいかもしれません。大切なのは全体のバランス。リーズナブルなものでも、組み合わせ方やアイデア次第で、自分好みのインテリアを作ることは可能です。

間取りや部屋に対して無理のないレイアウトを心掛ける

インテリアを考えるうえで避けられないのが、空間の把握。間取りや部屋の広さ、天井の高さ、窓の位置、和室やロフトの有無など、新築や大がかりなリフォームをするのでなければ現状を生かすことになります。現状を把握したうえで、変更できるものとできないものを整理。窓の位置や部屋の広さは変えられませんが、壁の色を変えるなどはできる可能性があります。

部屋の広さや間取りに合うよう、無理なく配置できるアイテムを選びましょう。たとえば6畳の部屋に大型のソファを置くことは難しいですし、そもそも一人暮らしや二人暮らしなら、大きいダイニングテーブルは必要ないかもしれません。

たとえ好みのテイストでも、狭い部屋に不釣り合いな大型の家具では、部屋を圧迫し、窮屈に感じてしまいます。部屋のスケール、住む人の人数によって必要なものを厳選し、無理なくレイアウトできるよう考えましょう。

おしゃれな部屋作りのための5つのポイント

自分好みの部屋であることはもちろん大切なことですが、おしゃれな部屋を作るためには、いくつかおさえておくべきポイントがあります。ここでは5つのポイントをご紹介します。

インテリアの雰囲気を統一する

カラー、スタイル、雰囲気の統一されたリビングダイニング 。随所にあしらわれた無垢材が統一感を演出している

インテリアのセンスをアップするうえで、もっとも重要なポイントだといえるのが「統一感」。プロのインテリアコーディネーターのセレクトが素敵に見えるのは、部屋全体の色やスタイル、雰囲気が統一されているからです。

色みやデザインのテイストが異なるアイテムが混在していると、全体が乱雑な印象になってしまいがち。たとえ高級な家具を買い揃えても、それぞれの雰囲気が違っていると全体的にはバランスが悪く残念な仕上がりになってしまいます。

部屋作りの核となるテイストを決める

雰囲気を統一するためには、まずどんなテイストの部屋にするかを決めなければなりません。明るく温かみを感じさせるようなインテリアと、どっしりとした重厚感のあるインテリアではまったく別モノ。素材や質感などがもつイメージもさまざまです。どのようなテイストにするかを決めてから、実際に購入するアイテムを探し始めると失敗しにくいでしょう。

イメージから、実物の家具に落とし込むのが難しいケースもあるかもしれません。ひとつひとつアイテムを探すのが難しいときは、ひととおりの家具をシリーズで展開しているものもあるので、好みのラインを見つけたらそろえてみるという方法もあります。

取り入れる色をある程度決めておく

ホワイトや無垢材のライトブラウンがベースカラー。ネイビーの照明がアクセントになっている

色は、インテリアを構成する重要な要素。色をうまくコントロールできると、インテリアは格段にセンスアップします。基本になるのが天井や床、壁の色であるベースカラー。部屋全体に占める割合が7割で、実はこれが部屋のイメージの大半を決めているといっても過言ではありません。

ここから足していきたいのが、インテリアの雰囲気を決めるカーテンやソファなどのアイテム。これをメインカラーといい、部屋のテーマの色になります。色の取り入れ方はバランスが重要。メインカラーは多くても2~3色に抑えておくか、色のトーンをそろえておくといいでしょう。

物足りないと感じるときに取り入れたいのがアクセントカラー。たとえば、ホワイトやベージュ、グレーなどでまとめた部屋に鮮やかな色のクッションを置いてみると部屋に遊び心が生まれ、ちょっとしたスパイスとなっておしゃれ度もアップするといった具合です。

家具の高さをバランスよくそろえる

テイストだけでなく、大きさやデザインも家具選びのポイントになります。平面での配置にくわえて、立体的な見え方についても注意が必要です。家具は、並べたときになるべく凸凹がないのが理想的。高さをそろえたり、段階的に並べたりすると部屋が広く見えます。入口に近い手前部分には高めの家具、奥にすすむにしたがって低い家具を配置するのも、奥行きが生まれる方法です。

部屋を広く見せたいなら、低めの家具もおすすめ。海外とくらべて日本の家は天井が低いといわれています。ロータイプのソファやテーブル、ベッドなどを選ぶと部屋に抜け感が生まれ、天井が高く、部屋も広く感じられるでしょう。

ワンポイントになる特徴的なインテリアを置く

好みのテイストが決まると、いろいろと揃えたくなるものですが、限られた予算の中でも実現しやすいのが、特徴的なインテリアをポイントとして取り入れる方法。迷ったら、まずは少なめの家具で暮らしてみることをおすすめします。

照明

照明
ku.ochoさんのインスタグラムより

照明は、暗い場所を明るく照らすことが目的ですが、明るいだけでは心地よさやおしゃれさは作れません。心地よさやおしゃれさを作る雰囲気づくりに欠かせないのが照明で、むしろインテリアとしてはこちらの目的のほうが重要かもしれません。

よくありがちなのが、ひと部屋にひとつだけ明るい照明を設置しているパターン。天井から部屋の隅々までを照らすような明るい光をひとつだけというのは、平面的な雰囲気になってしまいます。

光は、ミックスすることで光同士が混じり合ってやわらかく奥行のある雰囲気を作り出してくれます。メインとなる明かりに補助的な照明をプラスするなど、ひとつの部屋に複数の照明を組み合わせるのがおすすめ。

たとえばペンダントライトで部屋全体を照らしつつ、フロアライトで天井を明るくし、サイドテーブルに小さなランプを置くなどの方法も。外国では天井に照明がない部屋も多くあります。数だけでなく配置の方法もポイント。スポットライトやフットライトも組み合わせておしゃれで変化に富んだ印象を作ることができます。

ラグ

ラグ
myuchan.h_2houseさんのインスタグラムより

インテリアに占める面積が広い床の色味や質感は、部屋全体の雰囲気を方向づけます。床の色を頻繁に変えることはできませんが、ラグなら簡単に設置したり外したりできるのでぜひ活用したいところ。季節ごとに替えれば、家具を動かすなどの模様替えをしなくても部屋のイメージチェンジを気軽にすることができます。

ラグを選ぶときは、インテリアのなかでどのような役割を持たせたいのかを考えて決めましょう。メインカラーであれば部屋になじみますし、大胆な色柄であればアクセントになります。いずれも、家具に比べて取り換えがしやすいので、さまざまな色や柄のものを試す楽しみがあるのもいいところ。思い切って、遊び心あふれるデザインでアレンジを楽しんでもいいかもしれません。

テーブル

テーブル
yuu_yuu_29さんのインスタグラムより

食事をしたり趣味を楽しんだり、ときには仕事もしたり……とさまざまな目的で使うテーブル。特にダイニングテーブルは購入するとなるとサイズ選びがかなり重要です。座る人数や使用目的、部屋の大きさに合わせてそれぞれ必要なサイズ感が違うので、ライフスタイルに合ったものをチョイスしましょう。

ダイニングテーブル&チェアという組み合わせが一般的ではありますが、あえてローテーブルのみの床スタイルという過ごし方もあります。ロースタイルの家具は部屋を広くみせてくれるうえ、最近ではこたつと兼ねているローテーブルもあり、こたつ好きは要チェックです。

テーブルは使用頻度が高いので、デザインはもちろんですが、高さや素材など使い心地もしっかりとチェックして違和感のないものを選びたいところ。ソファ前に置くテーブルならソファとの相性も考えます。

狭い部屋でも無理なく取り入れるには、機能面も重要。引き出しや棚がついているデザインなら机の上のものを収納しておくことが可能。伸縮型のテーブルであれば、普段はコンパクトに、来客など必要なときだけ拡大できて便利です。

ソファ

ソファ
mizu_house_さんのインスタグラムより
ソファ
a_._._0427yさんのインスタグラムより

リビングの主役といえばソファといってもいい存在なのですが、そもそもソファが必要かどうかというところから考えるべきかもしれません。たとえば一人暮らしや二人暮らしでは、一人掛けのチェアのほうが快適な場合がありますし、床に座るスタイルが好きなら座椅子という選択肢もあるでしょう。

とりあえず買う、というのがもっともよくありがちな失敗パターン。ライフスタイルによっては必要がない場合もあるので、購入前にはじっくり検討する必要があります。一人掛け、二人掛け、三人掛け、コーナーソファなど、大きさはもちろん、背もたれの高さや足の有無、アームの有無、そしてソファベッドも……。ソファは、大きさもデザインもさまざまな種類があり迷ってしまいがちです。

心地よいくつろぎ方は多様なので、自分のライフスタイルに合うものを選ぶのがいちばん。寝転んでいる時間が長いのか、座って読書などをしたいのか、ソファで過ごすスタイル次第で座り心地や寝心地を確かめましょう。

家具ショップに行くとつい大きなソファに憧れてしまいがちですが、くれぐれも部屋のスケールを超えたサイズ感のものは避けましょう。リビングの広さやほかの家具とのバランスを確認しながら決めるのが正しい方法。インテリアの主役ともいえるソファが、おしゃれな部屋づくりのポイントとなることは間違いありません。

観葉植物

観葉植物
shir0214_さんのインスタグラムより

グリーンの爽やかな雰囲気がおしゃれな部屋を演出してくれるとあって、観葉植物はインテリアとしても人気です。育てる楽しみもあり、暮らしに色どりを添えてくれる存在でもあります。

ソファと同様、観葉植物も、置きたい場所の広さを正確に把握しておくと失敗しません。お店で見かけたおしゃれな観葉植物が意外に大きくて部屋が狭くなってしまった……という事態を避けるために、鉢や鉢カバーも含めたサイズ感の把握が重要です。日当たりや風通しなど、植物によっては苦手な環境もあるので、購入前にしっかりとチェック。うまく育たず枯れてしまったり、カビや虫が発生したりする原因にもなります。

日当たりのいいリビングには、背が高めの観葉植物がおすすめ。ある程度の存在感があることで家具を引き立て、空間にアクセントをつくります。チェストの上に置くなら小さめの植物。ツル系など垂れさがる植物を窓際などに置くのもおすすめです。天井や、壁の高い位置から植物を吊るすハンギングスタイルも人気。上から吊るすことで部屋に立体感がうまれ、床に置くよりも空間を有効に使えるのもメリットです。

部屋のイメージ別でみる部屋作りのポイント

どんなイメージにしたいのかで取り入れる色や素材がかわります。部屋全体を統一したイメージでまとめるために、それぞれのコツを覚えておくといいでしょう。シンプル、ナチュラル、シック、クールなど、それぞれのイメージ別に部屋づくりのポイントについてご紹介します。

シンプル

シンプル
s_a_ieさんのインスタグラムより
シンプル
s_home1128さんのインスタグラムより

直線的なフォルムやモダンな印象のデザインが特徴のシンプルインテリア。スチールやガラスなどの素材を使ったクールなイメージのもので、色はモノトーンが中心。ホワイト、グレー、ブラックなどをベースに、ファブリックや小物の色味もおさえます。

流行に左右されず飽きがこないというメリットがある一方で、シンプルすぎると寂しい印象になってしまうことも。すっきりとモノは少なめにしておくと、洗練された雰囲気に。ゆとりある空間にお気に入りの小物が引き立ちます。

ナチュラル

ナチュラル
su__krsさんのインスタグラムより

ナチュラルスタイルに欠かせないのが自然素材です。木目を生かした木のぬくもりを感じられるようなウッドテイストの家具は、シンプルなフォルムのものを選ぶのが正解。カーテンやソファなどでファブリックを取り入れるなら、コットンやリネンなどの天然繊維をチョイスして。食器や照明なども優しくやわらかいイメージのものが似合います。

アクセントをプラスするなら北欧テイストの柄物やデザイン性のある小物で遊んでみてもいいでしょう。全体がシンプルなぶん、テラコッタやタイルなど素材感で変化をつけるという方法も。木を使ったDIYの素朴な家具やカフェ風インテリアとも相性抜群です。

シック・クール

シック・クール
eternalsounds0619さんのインスタグラムより

スチールやレザーなどの素材を使ったシャープなデザインの家具を選ぶとシックでクールなイメージになります。モダン寄りの雰囲気にしたいなら、近代的なイメージのあるデザイナーズ家具や独創的なデザインのものを選ぶといいでしょう。イタリアンモダン、北欧モダンなど、選び方によって幅が広がります。

カラフル

カラフル
bullpeenatsさんのインスタグラムより
k715dmihaさんのインスタグラムより

色のトーンをそろえることで統一感を出すというのがおしゃれな部屋の鉄則ではありますが、あえて色をたくさん使ったカラフルスタイルも人気。ポップなデザインの雑貨や家具ならどこか懐かしく親しみやすい雰囲気に仕上がります。インパクトのあるデザインや独創的なフォルムの雑貨が並ぶ部屋はレトロスタイルにも近いテイスト。乱雑な印象にならないよう、ひとつひとつのアイテムを厳選しましょう。

エスニック

エスニック
mi_vida_loca_reinaさんのインスタグラムより

インドネシアやタイ、インド、中国などアジアの民芸家具を取り入れたエスニックスタイルは、素朴で落ち着く雰囲気が魅力。空間に余裕があれば、まるで高級リゾートのような洗練された部屋をつくることもできます。

シルクや麻などの天然繊維のファブリックやバンブーやヤシなどの涼感ただよう素材を中心に、籠を編んだ家具や竹細工などの小物をポイントに。ジャングルのような濃い目の色のグリーンやブラウン、シックなダーク系カラーとホワイトとのコントラストも映えます。南国の雰囲気を漂わせるような観葉植物があるとおしゃれな雰囲気がさらにアップ。

インテリアのテイストはこれ以外にもたくさんあります。ヨーロッパ宮殿のようなフレンチクラシックスタイル、和の魅力を取り入れた和モダンスタイル、優雅で上品なエレガントスタイルなど、好みのテイストを見つけてぜひおしゃれな部屋を叶えてください。

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公開日 2020年8月11日
更新日 2020年10月22日

#照明, #リビング

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