リノベーションの工事期間は?スケジュールや仮住まいについて解説

リノベーションの工事期間は?スケジュールや仮住まいについて解説

フルリノベーションをするならどれほどの期間がかかるのか、部分的なリノベーションであれば何日で対応してもらえるのか、その間いったいどこに住んでいたらいいのかなど、いろいろなことが気になるでしょう。今回は、リノベーションする場所ごとの工期や相談から工事までの流れ、その間の住まい、リノベーションが長引く要因などについて解説します。

フルリノベーションにかかる期間|6~7カ月間程度

フルリノベーションにかかる期間|6~7カ月間程度

フルリノベーションをすると、中古住宅であっても新築のような美しい状態に戻せます。購入後の全面リフォーム工事を前提として、中古マンションや古民家物件を購入する人も多いもの。一戸建てでもマンションでも、フルリノベーションは可能です。アパートは賃貸人の場合自分の所有物ではないためできません。

壁や床などをすべて取ってしまい、骨組みだけにするため、このやり方はスケルトンリノベーションとも呼ばれています。設計や工事自体を含めた工期について、スケジュールの目安を確認しましょう。

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スケジュールの目安

スケジュールの目安

フルリノベーションにかかる期間には、設計期間と工事期間のスケジュールがあります。まずは依頼主と施工会社との間で、どのような住まいに変更するのかをプランニングする設計期間があり、その後実際に工事をおこなう期間に入るのです。

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一戸建てのリノベーションスケジュール

一戸建ての工期は木造で作られているか鉄骨造りかなど、建物の構造によって変わってきます。一戸建ての工期の目安は5.5〜8カ月ほどで、多くの場合は6~7カ月程度です。その中のおおよそ2〜3カ月ほどが設計期間として、3.5〜5カ月ほどが実際に工事をおこなう期間として必要だと言われています。

マンションのリノベーションスケジュール

マンションのフルリフォームにかかる期間はその広さによって変わってきます。70㎡ほどのよくあるファミリー向け物件だと、おおよそ4.5〜8.5カ月ほどが目安です。その中の2〜3カ月ほどが設計期間、2.5〜5.5カ月ほどが実際に工事をおこなう期間として必要になります。仮住まいの問題もあるので、スケジュールは施工会社にしっかりと確認しておきましょう。

部分リノベーションにかかる期間

部分的なリノベーションにかかる期間は、フルリノベーションに比べるとだいぶ短くなります。リフォーム工事でおこなわれる工事内容や、それぞれに必要な日数を確認しましょう。

キッチンの交換|2~4日程度

部分リノベーションにかかる期間

水回りは汚れやすく、また経年劣化によって使いづらくなります。新しくしたときの印象が大きく変わるため、部分的なリノベーションをする場所としてよく選ばれている人気の高い箇所です。

今まで使っていたキッチンを取り外し、その場所にそのまま新たなキッチンを設置するという簡易的なリフォームであれば、ガスや電気、水道をそのまま設置しなおすだけで完了します。短期間の工事ですむため、工事にかかる期間はおおよそ2~4日ほどが目安です。

ただしキッチンを新しいものに変更をすることに加えて、床や壁紙のクロスの張り替えをおこなう場合にはもっとかかります。全体でだいたい1週間ほどを見積もっておきましょう。

キッチンの移動|2週間~1カ月間程度

キッチンの移動|2週間~1カ月間程度

キッチンをもともとあった場所から違う場所へ移動させて設置するのであれば、必要となる工事期間はさらに長くなります。だいたい2週間~1カ月ほどは必要です。

古いキッチンがあった場所と新しいキッチンの場所のふたつの箇所を工事するため、周辺にある床や壁の工事も必要になります。設置場所が同じだった場合と違ってガスや電気、水道をそのまま使うことはできなくなるため、電気工事や設備配管も複雑です。

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ユニットバスの交換|3~4日程度

ユニットバスの交換|3~4日程度

浴室のリフォームも人気が高く、部分的なリノベーション箇所としてよく選ばれています。もともとユニットバスを使っていて、新しいユニットバスへ浴槽のみを交換するリフォームのケースは3~4日間が目安です。

タイル風呂を使っていた場合には、ユニットバスへのリフォームはコンクリートの基礎工事などが必要になります。だいたい4~7日間ほどを見積もっておきましょう。

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トイレ本体の交換|半日~1日程度

トイレ本体の交換|半日~1日程度

トイレ本体だけの交換工事なら、工事にかかる期間はだいたい半日~1日ほどで完了します。和式から洋式へと変更したいケースは2日ほど。さらに、床の張り替えや水道管自体の取り換えが必要になると、3~4日ほどかかります。

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洗面台の交換|半日~1日程度

洗面台の交換|半日~1日程度

洗面台の交換だけをおこなうのであれば、おおよそ半日~1日ほどの工事です。さらにその周辺の床や壁のクロスの張り替えを一緒におこなうのであれば1~2日ほどを見積もっておきましょう。

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間取り変更|2~6日程度

間取り変更|2~6日程度

もともと広い1部屋だった場所を2部屋に分けるために壁を作るリフォーム工事の場合には、おおよそ2~3日が目安です。逆に2部屋だった場所の壁をなくして、広い1部屋に変えるリフォームは、床の張り替え作業の時間も入れるとおおよそ5~6日ほどかかります。

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壁・床・天井クロスの張り替え|1~3日程度

壁・床・天井クロスの張り替え|1~3日程度

壁や床、天井のクロスの張り替えには、それぞれ長い期間は必要ではありません。部屋の広さによって必要になる工期は変わるものの、期間の目安は1~3日程度になります。

カーペットだった場所をフローリングにする場合にはおおよそ1日で施工可能です。床暖房にする場合は、さらに1~2日ほど。和室を洋室にリフォームするなどの、壁や床、天井をすべて張り替える場合には、1~2週間を想定しておきましょう。

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相談から工事までの流れ

相談から工事までの流れ

実際に施工会社にリノベーションを依頼した場合の、相談から工事までの流れを確認します。

1.相談

まずはリフォーム会社に相談にいきます。自分たちがどんな住まいにしたいのか、今の家をどんなイメージの家に変更したいのか、といった希望を伝え、打ち合わせをします。自分たちのニーズをしっかりと聞いて、希望を叶えてくれそうな施工会社を選びましょう。

2.現地調査

現地調査がおこなわれ、相談の際に話を聞いていた内容との相違はないかなどを施工会社の人が確認します。実際の状態を確認してもらうことで、施工会社スタッフのリノベーションのイメージをはっきりさせられます。現地調査をおこなうときに所有者が立ち会うと、実際の状況をもとに要望を伝え、疑問点をしっかりと尋ねられるためおすすめです。施工会社の担当者は、図面をもとにして実際の物件の寸法を確認して記録し、現場の状況の記録をするために写真を撮ることもあります。

3.見積もり

現地調査の結果をもとに実際にどんなリノベーションをしたらいくらかかるのかを見積もってもらいます。リノベーションプランを無料で作成するリノベーション会社もありますが、無料だとプランの修正回数に制限があるケースも。プランニング前に設計契約をして設計料の支払いがある会社もあり、会社によって対応はさまざまです。

4.契約

見積もってもらった内容で同意ができたら、リノベーション会社とのあいだで工事請負契約を結びます。リノベーションをする住まいがマンションであれば、管理組合に対してリノベーションをおこなうことを申請し、承認をもらいましょう。

5.着工

管理組合に承認してもらえれば、リノベーション工事を始められます。居住中の住まいの場合、フルリノベーションなどの大規模な工事をおこなうときには、基本的には仮住まいへ引越しが必要です。リノベーション工事を施工する前には、リノベーション会社と依頼主とでそれぞれ近隣の住民に対して工事について挨拶しておきましょう。

6.引き渡し

工事が完了してから、リノベーション会社は社内で検査をし、依頼主に立ち会ってもらっての検査を実施することが多いです。このときに問題がなければ、そのまま引き渡しになります。立ち会い検査の際には室内の状況がよく見えるよう、できるだけ明るい時間帯におこないましょう。

リノベーション期間中の仮住まいのパターン

リノベーション期間中の仮住まいのパターン

リノベーションの期間中は家に施工会社の人の出入りがあったり、工事の音が響いたりと、今までのように快適な住まいではありません。リノベーションをしている部分はその間使えなくなってしまうため不便です。さらに工事自体も、居住できる空間を残したまま施工しようとするとさまざまな配慮が必要になり、施工期間が長くなってしまうため、仮住まいを用意したほうがいいでしょう。以下では仮住まいのパターンを紹介します。

賃貸住宅に仮住まい

賃貸住宅は、仮住まい先としてもっとも一般的な選択肢です。毎月の家賃と、初期費用である敷金や礼金、不動産会社への仲介手数料が必要で、電気や水道などの契約手続きが必要です。

ウィークリー・マンスリーマンションに仮住まい

数週間〜数カ月ほどの単位で入居契約をするマンションです。運営会社によって費用体系は異なるものの、一般的には敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用はかかりません。毎月の賃料に水道光熱費を加算して請求し、退去するときは清掃費用がかかる会社が多いです。

ホテルに仮住まい

フルリフォーム期間中は、ホテルに滞在する選択肢も。費用は宿泊料金のみで、初期費用や光熱費等は不要です。リノベーションのための仮住まいには、ウィークリープランやマンスリープランを用意した長期滞在型ホテルがおすすめです。

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リノベーションが長引く要因とは

リノベーションが長引く要因とは

リノベーションが長引くと、その分仮住まいなどの費用が高くなってしまいます。リノベーションが長引く要因も確認しましょう。

マンションの場合、承認を得るまで1カ月以上かかる

マンションリフォームの場合、施工するためには管理組合の承認が必要です。承認してもらうまで1カ月以上かかるため、余裕をもってスケジュールを組みましょう。

工事が半年以上続く場合、正月休みや盆休みと重なる

フルリノベーションの場合、一戸建て物件でもマンションでも、どちらも全部で半年ほどの期間がかかります。そのため、お盆休みや正月などに重なることが多いです。その期間は施工会社が休みになるため、もう少し伸びる傾向にあります。

近隣住民への考慮で日程や時間帯が限られることも

近隣住民との間で、工事する日程や時間帯について制限がかけられることもあります。「午前中は工事をしないでほしい」などといわれ、午後しか工事ができなくなるとその分工期が伸びてしまうので注意が必要です。

予期せぬ事態が生じることも

そのほかにも、予期していなかったような事態になる場合もあります。さまざまな場合に備えて、余裕をもったスケジュールを立てておくと安心できるでしょう。

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公開日 2020年11月10日
更新日 2020年12月23日

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