ワンルームをリノベーションするメリットとは?費用相場とリノベのポイントも紹介

ワンルームをリノベーションするメリットとは?費用相場とリノベのポイントも紹介

ワンルームマンションはひとり暮らしをするためだけでなく、投資用物件としても需要が高まっています。同時に「ワンルームマンションのデザインをリノベーションしたい」「借り手が見つからないのでリノベーションしてきれいにしたい」といった声も耳にします。

今回は、ワンルームマンションのリノベーションに必要な費用目安や施工事例、理想を実現するためのポイントを紹介します。

ワンルームマンションをリノベーションする費用相場

ワンルームマンションのリノベーションにはいくつかのパターンがあり、目的に応じてどこのどのようにリノベーションするか検討する必要があります。次に、リノベーションの内容に応じた費用相場を紹介します。

内装のみのリノベーション費用

内装のみのリノベーション費用

壁紙を張り替える場合は、天井も一緒に交換するかどうかで費用が変わります。「6帖あたり〇円」と案内している業者が増えていますが、ここには天井分が含まれていないことも多く、作業前の確認が必要です。

内装リノベーションの費用相場

◎壁紙の張り替え

  • 量産品:750~800円/㎡
  • 傷や汚れに強い製品:800~1500円/㎡

◎床材の交換

  • フローリング:2万~6万円/帖
  • クッションフロア:1万~6万円/帖
  • 畳:0.4万~3.5万円/帖

水回り設備のリノベーション費用

  • キッチンや浴室、トイレなどの水回り設備のリノベーションは、内容に応じて費用が上下します。以下の表を参考に、どの程度費用が必要か確認しましょう。
キッチン
システムキッチンの交換:50万~100万円
ミニキッチンやセパレートキッチンの導入:10万~50万円
浴室ユニットバスの交換:40万~150万円
在来工法の浴室からユニットバスへの交換:65万~150万円
バランス釜の交換:10万~35万円
シャワールームの設置:20万~60万円
2点/3点ユニットバスの交換:40万~75万円
3点ユニットバスからトイレを分離:60万~180万円
トイレ全体のリノベーション/便器の交換:10万~55万円
和式から洋式への変更:15万~60万円
温水洗浄便座の設置:5万~10万円
洗面所全体の交換:7万~35万円

収納/間仕切り/ドアのリノベーション費用

収納/間仕切り/ドアのリノベーション費用

ワンルームマンションでは、収納不足の解消や間仕切りの設置・撤去、ドアのリノベーションを行うだけでも雰囲気が大きく変わります。それぞれの費用の目安は以下の通りです。

リノベーション内容費用相場
収納/クローゼットの設置・拡充
1.5万~20万円/箇所

室内ドアの交換

3万~10万円/箇所
間仕切り設置:8万~25万円/箇所
撤去:3万~8万円/箇所

収納、間仕切り、ドアのリフォームについては、以下の記事も参考にしてください。

一部屋リフォームするのにかかる費用は?子供部屋や寝室、間仕切りの事例を紹介
室内ドアリフォームの費用相場は?洗面所・押し入れなどのリフォーム注意点も紹介
クローゼットのリフォームとは? 費用相場とともにポイントを解説

ワンルームをリノベーションする際のポイント

ワンルームとはいえ、リノベーションには一定の費用が必要となるため、施工後に後悔したくないところです。こちらでは、ワンルームのリノベーションで失敗を防ぐために押さえておくべきポイントを4つ解説します。

    賃貸物件は入居者に好まれる設備を選ぶ

    賃貸物件は入居者に好まれる設備を選ぶ

    投資用物件としてワンルームを購入している場合は、リノベーションで入居者に好まれる設備を導入することが重要です。ワンルームマンションは、スペースを確保しにくいこともあり、キッチンやトイレ、浴室などの設備がシンプルになりがちです。

    料理がしやすい複数口のコンロやトイレと浴室を分ける、洋式便座にウォシュレットを取り付けるなどのリノベーションをするだけでも、入居希望者からの需要は高まります。入居者に人気の設備は以下の4つです。

    • インターネット無料
    • ウォークインクローゼット
    • 浴室換気乾燥機
    • 独立洗面化粧台

    これらすべてを導入する必要はありません。サラリーマンの多いエリアであれば浴室換気乾燥機のような家事を助けてくれる設備を、ひとり暮らしの女性が多い場所であればセキュリティ面に力を入れるなど、物件の立地や入居希望者の年齢・職種などに応じて適切な設備を導入しましょう。

    近隣の物件と比較してプランを検討

    「リノベーションしたにもかかわらず入居率が上がらない」といった事態は避けたいところです。リノベーションの内容は、近隣の物件と比較してプランを検討しましょう。学生が多い場所であれば、大金をかけて充実した設備を導入するより、家賃を少しでも安くするほうが効果的です。

    この場合は、内装を整える程度のリノベーションで十分です。一方、近隣の物件が充実しているのであれば、部屋全体をリノベーションして他の部屋より魅力的に見えるよう工夫が必要です。現地を訪れて確認したり、不動産会社の話も参考にしてリノベーションのプランを考えましょう。

    「相見積もり」で業者を比較検討

    「相見積もり」で業者を比較検討

    理想のリノベーションを実現するためには、業者選びが重要です。懇意にしている業者や過去に施工を任せたことのある業者がいる場合は別として、基本的には相見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。

    複数の会社に見積もりを出してもらうことで、費用の相場だけでなく工事内容の比較や修繕が必要な箇所の見落としを防げます。相見積もりを依頼するときのポイントは、以下の3つです。

    • 最低3社、多くても5社がベスト
    • ある程度リノベーションのプランを考えておく
    • 同じ条件で依頼する

    相見積もりを取る際は、それぞれの会社に相見積もりをとっていることを伝えましょう。競争意識を芽生えさせることで、金額だけでなくより良いプランを提示してもらえます。ただし、他社の見積書を見せて価格交渉をするのは、相見積もりにおけるマナー違反となるため避けましょう。

    見積もりのポイントは、こちらの記事を参考にしてください。
    リフォーム見積もりで失敗しないためのポイントや注意点を解説

    大規模工事を防ぐために、水回りの修繕を

    水漏れや詰まりなどのトラブルが発生すると、配管工事や水道管の交換などが必要になり、大規模な工事となるケースもあります。また、水回りのトラブルで建物の構造体を修繕するとなると、リノベーション以上の費用がかかります。

    これらを防ぐためにも、リノベーションを行う際には水回りの修繕も合わせて行いましょう。定期的に水回りの修繕を行っておけば、大きなトラブルを防ぐことができ、大規模工事も必要ありません。

    目に見える問題がない場合でも、専門家に点検を依頼して異常がないか確認してもらいましょう。

    水回りのリフォーム費用については、以下の記事も参考にしてください。
    水回りリフォームの費用相場と注意点――セットでリフォームすると安い?

    ワンルームリノベーションで費用を抑えるには?

    ワンルームマンションのリノベーションは、1室あたり50万~350万円が費用相場です。ただ、工事の内容や費用のグレード、間取り変更の有無などによって価格は上下しますが、できるだけ費用を抑えたいところです。

    次に、ワンルームマンションのリノベーションで費用を抑えるポイントを紹介します。

    定額制リノベーションで、内装デザインから施工まで

    定額制リノベーションで、内装デザインから施工まで

    リノベーション費用を抑えるには、内装デザインから施工までを定額プランで利用できる会社を選ぶのがおすすめです。リノベーションの内容ではなく、延床面積や平米数に応じて料金が決まる仕組みで、スペースの広くないワンルームマンションでは価格を抑えた施工が可能です。

    また、デザイン料を削減するために一定のデザインをパッケージングしたり、リノベーション箇所を限定したりすることで安価な価格を実現している会社もあります。気になる方は、見積もりを依頼する段階で定額プランがあるか質問してみましょう。

    ワンルームをリノベーションするパターン

    ワンルームマンションのリノベーションには、原状回復を中心としたものと、部屋全体に手を加えるケースの2種類があります。こちらでは、それぞれの概要について紹介します。

    原状回復パターンで内装をリノベーションする

    原状回復パターンで内装をリノベーションする

    原状回復を主な目的としたリノベーションは、内装のみに手を加えるケースがほとんどです。主に壁紙やフローリングの張り替えなどを行います。なかでも人気なのが、部屋の雰囲気を大きく変えられるアクセントクロスです。一般的な壁紙と比べて費用はかかるものの、おしゃれなワンルームを演出でき、入居率アップが期待できます。

    クロスの総張り替えだけであれば、10万円以内でリフォームできます。また、フローリングの張り替えであれば10万~20万円が費用の目安です。クッションフロアの場合は、1帖あたり1万~6万円が費用相場です。

    マンションの壁紙リフォームについては、こちらの記事も参考にしてください
    マンションの壁紙リフォームで、部屋の印象をチェンジ。費用相場はいくら?

    間取り変更パターンで部屋全体をリノベーションする

    もうひとつが、部屋全体に手を加えるリノベーションです。具体的には、水回り設備の交換や3点ユニットバスの分離、間仕切りをなくす間取りの変更など、大がかりな工事になるケースがほとんどです。その分費用もかかりますが、入居率アップが期待できます。

    なかでも高い効果が見込めるのが、水回り設備の交換やユニットバスの分離です。ワンルームを探している方のなかには、「部屋は狭くていいけど温水洗浄便座(ウォシュレット)は欲しい」「浴室とトイレは分かれていて欲しい」といった方が増えています。

    マンションの間取り変更リフォームについては、こちらの記事も参考にしてください
    間取り変更リフォームの費用相場は。マンションの場合、構造上の注意点がある?

    ワンルームマンションをリノベーションするメリット

    リノベーションとは、設備や住まいのデザインを見直してより良い住宅にする工事です。リノベーションは高額とイメージされがちですが、ワンルームマンションを自身の住まいとしてだけでなく、投資として活用するには、リノベーションが最適です。

    ここでは、ワンルームマンションをリノベーションするメリットを紹介します。

    空室対策になる

    空室対策になる

    「入居希望者が見つからず、空室が続いている」というワンルームマンションには何か原因があります。以下の3つは、入居者が集まりにくい部屋の代表的な特徴です。

    • ネットやインターホンなど必要な設備が整っていない
    • 外観や内装が汚れている
    • 収納が少ない

    このような物件は、入居者が敬遠しがちです。家賃相場を大きく下げるなどの対策をしなければ、入居者はなかなか集まりません。そこで、リノベーションを行うことで上記の点を解消すれば、空室対策になります。

    リノベーションには数百万円の費用がかかるケースもあるため、躊躇してしまいます。ただ、入居希望者が長期間現れず空室の状態が長く続くことを考えると、リノベーションを行って需要を高めるのが最善です。

    部分的なリノベーションや定額制リノベーションを活用すれば、費用を抑えつつ部屋の魅力を向上することができます。

    空室対策のネット導入については、こちらの記事も参考にしてください
    アパート経営で空室対策にインターネットを導入――費用や設置方法を解説

    納税額が多くなり、節税効果につながる

    納税額が多くなり、節税効果につながる

    所得は収入から必要経費を差し引いた金額を指し、所得が多くなると納税額も多くなります。そのため、不動産投資を行う方は設備の導入などで必要経費を増やし、所得を少なくするのが基本です。この過程を「節税」と呼びます。

    リノベーション費用は基本的に「修繕費」として必要経費に計上されるため、所得を減らし納税額を減らすことが可能です。ただし、建物の躯体に手を加えるリノベーションでは、「資本的支出」として必要経費に計上する必要があり、減価償却扱いとなり一度に全額を経費とすることはできません。

    投資用マンションとしても活用できる

    ワンルームマンションは、とくに都市部で人気が高く、投資用マンションとして購入する方も少なくありません。ワンルームマンションに投資するメリットは、以下の3つが代表です。

    • 少ない元手で始められる
    • 生命保険の代わりになる
    • 安定した収益を確保できる

    中古のワンルームマンションを購入してリノベーションすれば、物件の価値を高めることができます。賃貸需要の高い都市部の物件であれば、入居希望者の目にも留まりやすくなります。

    投資用マンションとして購入する場合、エリアの選定や駅からの距離などさまざまな点を考慮して物件を選ぶことが大切です。

    ワンルームマンションの投資について知りたい方はこちらに記事も参考にしてください
    ワンルームマンション投資で失敗してしまう理由とは? リスクを回避するポイントも解説

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    公開日 2020年12月15日
    更新日 2021年11月30日

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